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#004「ブルガリア/ソフィア」  4月27日(日)午前10:55〜11:25放送


■内容

海の向こうの大切な人に大切なモノを届ける「グッと!地球便」
今回の配達先は、ヨーロッパ南東に位置するブルガリア。首都ソフィアにバレリーナになるため単身バレエ留学をしている16歳の娘に母からの贈り物を届ける。それは、母が集めた娘の友達からの手紙。
感激した娘は涙をうかべて…

 日本と海の向こうをつなぐのは、山口智充。
今回は、京都市に住む森耕治さん(46)美佐子さん(46)ご夫婦とブルガリアのソフィアに単身留学している娘、森佐和子さん(16)をつなぐ。佐和子さんがブルガリアへ行って1年。「娘さんの何が心配ですか?」と聞く山口に「日本人が全くいない環境で、海外で、16歳で、一人暮らしなので…」と答える母。今回の届けものが「友達からの手紙」と知り、「郵便で送ればいいんじゃないか?」と思ったという山口。お母さんいわく、ブルガリアの郵便事情はあまりよくなくて手紙が届かないこともあるからだという。

大阪からドイツのフランクフルトを経由して20時間。9000km離れたブルガリアに到着。佐和子さんの住む首都ソフィアは人口120万人、標高550mの高原都市。ソフィアの中心地近くに佐和子さんの通うブルガリア国立ダンスアート学校はある。日本でいう小学4年から高校3年生
あわせて338人が通っているが日本人は佐和子さんただ一人。バレエ留学といえばロシアやドイツが一般的だが日本人留学生が多く日本人クラスまであるのが実情。あえてブルガリアを選んだのは日本人がいない厳しい環境で自分を磨きたかったからと佐和子さんは言う。

バレエに対する真剣な姿勢が評価され、今年7月には最も権威のあるコンクールの一つ「ヴァルナ国際バレエコンクール」に出場が決まっている佐和子さん。現在の目標は2日後に控えたコンサートだという。コンサートに向けて、練習後もさらに個人レッスンを受けるはずが、先生が来ないというトラブルが発生。ブルガリアでは予定変更が当たり前で「もう慣れました」と自主練習をすることに。「留学したら自然とうまくなると思っていたけど、自分でいろいろやっていかないとダメだということを今、実感している。」と佐和子さん。

佐和子さんは、現在は同じ学校に通う、1つ年下のラディーと二人暮らし。食事はすべて自分で作っており、この日の献立はシヨブスカサラダとギュベチというブルガリアの家庭料理。同居人のラディーは「佐和子の笑顔にいつも助けられている」という。

翌日に迫ったコンサートに向けての個人レッスンを終えた佐和子さんに予想外の出来事が待ち受けていた。それはコンサートの中止を知らせる張り紙。舞台で踊ることを楽しみにしていた佐和子さんは家に帰ってもまだショックを隠しきれない様子。そんな佐和子さんに日本の母からの届け物「友達からの手紙」を渡す。元気を取り戻した佐和子さんはいつも応援してくれている人たちへ踊りが見せたいと…













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