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#002「ジャマイカ/キングストン」  4月13日(日)午前10:55〜11:25放送


■内容

海の向こうの大切な人に大切なモノを届ける「グッと!地球便」 今回の配達先は、中米はカリブ海に浮かぶジャマイカの首都、キングストンに暮らす日本人美容師の女性。 今年2月に帰国予定だった彼女が現地人と結婚、そのまま帰ってこなくなってしまった。そんな娘を心配する両親が彼女に届けたものとは…

日本と海の向こうをつなぐのは、山口智充。
今回は、和歌山県和歌山市に住む石井健次さん(52)純子さん(48)ご夫婦とジャマイカに住む娘、石井理絵さん(26)をつなぐ。

昨年6月、美容学校で勉強するためにジャマイカに短期留学した理絵さん。今年2月の帰国予定だったが、1月の末に突然結婚を宣言。
ジャマイカ人のヘクターさん(24)とジャマイカで暮らすことに。
両親は、まだ写真でしかそのだんなさんを見たことがのないという。異国での新婚生活とは?

成田空港からジャマイカまでは、アメリカのダラス、さらにマイアミを経由して24時間。理絵さんが住むのはカリブ海最大の街キングストン。高層ビルや高級ホテルが建つ一方でスラム街もあるという街だ。そのスラム街の近くに2人の新居がある。

2人が暮らすのは1LDKで家賃13000ジャマイカドル(約26000円)と、決して贅沢とはいえない暮らし。
ジャマイカではブラックヘアーなど美容技術を勉強して、日本に帰るつもりだった理絵さん。
ジャマイカに来てからはどこへ行ってもからかわれ、一時はひきこもりがちな生活を送っていた。ある時、道端で男性にからまれてたのを助けてくれたのがヘクターさんだった。

そこから、日本に住む母と何度もメールでやりとりをし、結婚を決意したという。

だんなさんはベンダーという移動式売店(飲み物やお菓子などを売っている)を営んでいる。昼の1時から朝5時まで働いているが収入は月7万から8万と決して生活は楽ではない。それでもヘクターさんは、「いずれは大型のショップを持ちたい」と夢を語る。

理絵さんの一日は洗濯から始まる。洗濯機はなく、たらいで手洗いをする。関税が高いため、欲しくても家電が買えないのが現状。「車でいけるんでしたら、届けてあげたい」とVTRを見て父がつぶやく。

日本にいた頃は、料理をしなかった理絵さんが、ジャマイカに来てからはだんなさんが食べられたものを紙に書き出すなど自炊にも力を入れている様子。市場で買い物をする姿も板についている。
 また、理絵さんはジャマイカ在住の日本人の出張ヘアカットをしたり、ウィッグを作ったりと家計を助けている。

さて、日本の両親からの届け物、真珠のネックレスを理絵さんに手渡そうとすると、「開けなくてもこれ知ってます、私…」と泣き出した理絵さん。
両親から20歳のお祝いにプレゼントされた際、「結婚するときにつける」と言ったネックレス。今回結婚が決まった時、日本に取りに帰ろうかと思ったが、事情により断念。両親もネックレスを理絵さんを渡してしまうと二度と日本に帰ってこないのではないかという複雑な気持ちを抱えていた。
ネックレスを受け取った理絵さんは、心配をかけている両親のためにあることをしようと決意する。それは…










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