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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

中国の「尖閣」問題

テレビや新聞で

評論家が、もっともらしく、


「日中ともに、冷静になるべきです!」


と述べるたびに、

疑問、、、というか、、、、違和感、、、、、というか、、、、、

少々の「怒り」さえ、、、、覚えます。。。


「冷静になれ!という問題か?

 冷静になっていないから解決していない問題なのか??」

と。


そもそも、


中国側の「前提」と、日本側の「前提」が、

食い違っている、、、かみあっていない、、、、


そんな状況下で、

冷静に、原点に立ち返っても、、、、、


「原点」が、違うのですから。。。

もっといえば、、、、中国側は、、、、

すでに今、、、、「冷静」に「戦略的」に動いている、、、ようにもみえます。。。


「日中が冷静に。。。」は、

やっぱり、、、違うと、、、感じます。。。


では、、、「どう」なのか?

「どうすべき」なのか??

私なりの

稚拙な考えを言うならば、、、

「時間」なのではないかと。。。

「時間」しか解決できないが、

「時間」が必ず解決してくれるのではないかと。。

個人的には、、、、現時点では、、、、そう感じています。。。

その「間」に、

双方にとって、


とてつもない不利益が、次々と生じてくるでしょうし、、、


最後は、「チキンレース」のようになるかもしれませんが、、、

いずれ、双方が「歩み寄らないといけなくなる」のは、確実なわけで、、、


私個人にできるのは、

その「間」の「痛み」が、


なるだけ、双方の国にとって、「小さく」済むように、ひたすら祈ることと、、、

「命」など、取り返しがつかないような出来事だけは、起こらないように祈ること、、、、

それだけだと、感じています、、、、現時点では。。。。

ただ、

くれぐれも、最後に申し上げておきますが、

「双方が、冷静になる必要はない」


と言っているわけでは、

決してありません。


「既に、双方は、冷静だ」と

いうことと、

だから、

「冷静に!」という指摘は、違うのではないか?と

いうことを、

あくまで、、、個人的な印象として、、、、、

思っている、、、わけです。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年09月22日(水) | コメント (2)

コメント

冷静な状態にないのは
日本と中国の「政府」と、
日本と中国の「マスコミ」だけでしょ

こんなの街を歩けば誰にでも分かることですが

投稿者: (・e・) 日時:2010年09月22日(水) at 12:58

ちいさい個人的な考えですが。
何十年か前は、日本も世界の海を遠洋漁業で魚を捕っていましたが、あれは、他国との金銭的な漁業権を支払っていたのでしょうか。
今は、海洋資源(食糧として)だけではなく、地下資源(天然ガスなど)あらたな利益が解ったとのことですから、別問題なのでしょうか。わかりません。
土地の場合、登記や、固定資産税を納めることで権利を得ていますが、海上や、海底は各国はどのようにしてきたのですか。

投稿者: ロプロス 日時:2010年09月23日(木) at 09:10

アナウンサー