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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

大相撲中継が中止

ついに

決まってしまいました。

大相撲中継の中止。


いつものように「親ばか」ですが、


このニュースを聞いて真っ先に思い浮かぶのは

我が家の3歳双子・男児「はぁ」の反応です。。

まだ「はぁ」には、このことは伝えていませんが、

伝える前から

容易に想像がつきます。。

たぶん、

伝えられた瞬間、

自分のことでもないのに、「顔面蒼白」になるでしょう。

で、

真っ青な表情で、


「なんで? なんで? てれびでやらなくなったの??」

と聞くでしょう。

それに対する答えを

今、考えているところです。


その答えが、明確にまとまるまでは、

伝えられそうにもありません。。

ダイジェストが放映されるのは

不幸中の幸いです。


ある意味、

生中継よりも、

さくっさくっと取り組みが進み


忙しい現代社会には

そちらのほうが合っているのかもしれません。。

ただ、

3歳児ながら、

「はぁ」も、

毎場所毎場所、相撲をテレビ観戦する中で


あの独特の「間」というものもひっくるめての「相撲」の魅力に

はまっているところでありました。。。


取り組みと取り組みの間に、

「独り相撲」を繰り広げて、床に倒れこんだり、

「はくほうと、ことみちゅき、せんばしょも、はくほうが、かったよね??」

などと再確認しながら、

対戦前のテンションを徐々に盛り上げ…


そして、

「制限時間いっぱい」になるや、


台所で夕食の支度に忙しい「ママ」を

「ママ!! せいげんじかん、いっぱいだよ!! もうはじまるよ!!」


と、

泣きそうになりながら、悲痛な大声で呼びにいき、、、、、

「はいはい、ママもわかってるから、大丈夫よ」と言われながら、


ママが、世紀の大一番のテレビ観戦に、無事間に合ったことに

安堵(あんど)の表情を浮かべる…


こういった、偉大なる「繰り返し」が、

2時間ほどに渡って、


延々と、10番も20番も、繰り広げられる…


これが、ここ1~2年の

我が家の「場所中」の「風景」…


だったので、


味気ない「ダイジェスト」の

簡便さと無味乾燥さに

3歳男児「はぁ」が慣れてしまい、


「こっちのほうがいいや。。。」と思ってしまったら悲しいなぁ、、、、


などとも

思うわけであります。


とまれ、

「ダイジェスト」が放送されるのが、


せめてもの朗報です。。。


相撲界には

「是非、子どもたちの信頼を裏切らない」相撲界へと

改革をやり遂げてほしい、、、、、と願うばかりです。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年07月07日(水) | コメント (1)

コメント

中坊の息子が<はぁちゃん>位の頃、幕内力士にはダンナさんの親戚がいて、アナウンサーのI橋さんは私の小学生の同級生のお父様・・・なので、よく相撲中継見てました。
でも、習い事の都合で、少しずつ夕方のテレビから遠ざかり・・・
「お相撲ちゃん!」と声をかけると、パブロフの犬ではないけど・・・構えの姿勢をとってた<かわいィ>頃が懐かしいわぁ。

投稿者: おたまママ 日時:2010年07月07日(水) at 18:49

アナウンサー