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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「カルチャーショック」子供がうっとうしいのは、愛情不足?

子供をお持ちの関西人の皆さんにお聞きしたいのですが、、、、

自分の子供(乳幼児)が、かわいくてかわいくて仕方が無い、
でも、はいずりまわったり言うことを聞かなくて、手がかかって仕方が無い、
お風呂場でいきなりうんちを垂れ流された。。。

こんなとき、「ほんま、この子(こいつ)、うっとうしいわぁ」って、言いますよねぇ?
溢れ出る愛情を込めて!

僕は、関西生まれの関西育ちですが、言います。

先日、東京出身の子持ちの知人女性に、指摘されました。
「関西の人って、自分の子供のこと、うっとうしいとか、言うでしょ?
そういうこと言うのを聞くと、悲しくなる。。。。」

え!?それは虚を突かれました!!
確かに、考えてみると、「うっとうしい」という言葉に、愛情表現のニュアンスを感じ取るのは、
関西人特有の感性なんでしょうか?
言われてみると、そんな気もしないでもありません。。。

うーん、、関西人としては、「うっとうしい」の中に込められた愛情、わびさび、、、、
こういった微妙なニュアンスを感じてもらえてないことこそが、「悲しむべき」ことなんですが、、、(笑)

これは、あくまで「文化」の違い。なんでしょうか?
今度、言葉博士の道浦さんに、尋ねてみることにします。。

しかし、「うっとうしい」という言葉ひとつに、関が原を境に東西で微妙な意味の違いが生じるとすれば、
カルチャーショックですねぇ。。
こういうちょっとしたことに、カルチャーショックをいまだ感じ続ける、
四捨五入して40歳にしてまだまだ若い野村です。

投稿者: 野村明大 日時: 2007年08月11日(土) |

アナウンサー