24時間テレビ
障がい者スポーツ支援
バスケットボール用車いすの贈呈事業
2023年度も、全国の車いすバスケットボール、車いすツインバスケットボールの競技者と団体を対象に公募を行い、選考の結果、全国で個人・団体に計41台の贈呈が決定しました。近畿2府4県では3台(個人2、団体1)の贈呈となりました。
車いすは一人一人採寸を行い、体やプレースタイルに合わせたものが贈られます。
| バスケットボール用車いす 全国の贈呈台数 | |||
|---|---|---|---|
| 贈呈年度 | 団体数 | 個人 | 贈呈台数 |
| 2015 | 7 | 17 | 52 |
| 2016 | 3 | 11 | 20 |
| 2017 | 4 | 12 | 20 |
| 2018 | 3 | 10 | 16 |
| 2019 | 4 | 20 | 32 |
| 2020 | 8 | 15 | 55 |
| 2021 | 4 | 14 | 32 |
| 2022 | 7 | 10 | 42 |
| 2023 | 8 | 12 | 41 |
| 合計 | 48 | 121 | 310 |
《2023年度 近畿2府4県のバスケットボール用車いす贈呈》
個人 杉浦 祈由 様 1台
笹井 俊吾 様 1台
団体 カクテル 1台
贈呈式
カクテル
【日程】2024年6月9日
【会場】京都市障害者教養文化・体育会館
【贈呈物】バスケットボール用車いす 1台
株式会社松永製作所 B-MAX
使用している石浦凛選手のコメント
スピードが速いとめちゃくちゃみんなに言われて、小回りもききますし、やっぱり自分にあった車いすでプレイできるのが楽しい。
全体的に高さが高くなったのでゴールに届きやすくなった、スピードが一番変わった。
(寄付金で購入されていることを受けて)今回こうやってバスケ車として支えてくださってすごいありがたいことだなと思うし、私も頑張っていい成績を残して恩返しできたらなと思っています。
過去贈呈者のコメント
同じくカクテルに所属し3年前に本支援事業で車いすを贈呈された小島瑠莉選手(写真左)、西村葵選手(写真右)は「初めて自分に合った車いすを頂いたが、動きやすいし、スピードも出るし、シュート距離が伸び、成長につながった」「すごく愛着があり、初めて自分の車いすを持ち、しんどい時も車いすのおかげで頑張れた」と話しました。
2人は、パリ・パラリンピックの女子車いすバスケットボール日本代表に内定しており、活躍が期待されます。
24時間テレビチャリティー委員会は、今後も障がい者スポーツ支援として、競技用車いすや、スポーツ用義足など、幅広く支援活動を続けてまいります。
この支援を通じて、国内の障がい者スポーツに対する関心を高め、その普及・振興に広く寄与すること、また次世代の人材育成の一翼を担うことを目指しています。