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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「不覚」便利なものには落とし穴がある。

スポーツ中継で、楽しみにしている試合を、時間をほんのちょっとだけずらして、
地上波テレビ局が放送することが、最近よくあります。


正確にいうと、「最近」よくあるわけではなく、
実は、昔からよくあったのかもしれませんが。。。。。。

海外の試合を10分遅れで放送したり、

バレーボールやゴルフの試合を、放送時間の枠内にきっちり入れるために、
1-2時間遅らせて放映したり。

昔であれば、我々にとって、殆ど唯一に近いリアルタイム情報獲得手段であった「テレビ」の放送が、

数分ー数時間、、、敢えて「多少」と言わせてもらいますが、遅れていても、そんなに気には
ならなかったものです。。


ところが、今は、「インターネット」という、スペシャルに便利なものが、あります!!


というわけで、じっくり映像を見ながら試合を鑑賞したいときには、
ネットを敢えて見ず、情報からなるだけ遮断された状態に自らを置いて、

ただひたすら孤独に、テレビと向き合う、、、、ことが、

現代社会でスポーツを鑑賞する際には、求められます。


もちろん、「じっくり映像」を欲しているわけでなく、
ただ、リアルタイムの速報・結果が知りたいときには、

インターネット、携帯電話などをいじれば、

すぐに、欲しい情報が手に入ります!!

なんて便利なんでしょう!!!

ただ、僕がよくはまる落とし穴がありまして。。。。

「じっくり映像を楽しむ」ために、情報を遮断して、テレビと向き合っていて、、、、

いいところでCMに入って、、、、、


1-2分のCMの間に暇なので、ちょろっとパソコンの前に座り、

インターネット接続のアイコンをクリックするやいなや!!

超メジャーな検索サイトのホームのページがいきなり表示され!


なんとそこには、自分が今まさに楽しみながら鑑賞していたはずの試合の
結果が、

一目瞭然に結果がわかるようなシンプルな「見出し」で!

映し出されている。。。。。。。

一瞬の油断で、それまでの長時間の努力が、水泡に帰する瞬間、、ですね。

誰しも経験がおありだと思いますが。。。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2007年10月01日(月) |

アナウンサー