


サイパンでダイビングガイドをしている守屋洋海さん(27)と、群馬県で暮らす両親をつなぐ。海の無い群馬県で育ち、毎年家族で行くサイパン旅行を何よりも楽しみにしていた洋海さん。いつかサイパンでダイビングガイドとして働きたいと思うようになり、高校卒業後に免許を取得。各地で経験を積んだ後、2023年に念願の移住を果たした。しかしサイパンはかつての賑わいを失い、日本人観光客に至ってはピーク時から9割以上も減少。洋海さんも今年いっぱいで現在の職を失うことが決まっている。そこで洋海さんがガイドの仕事以外に取り組んでいるのが、水中写真。少しでも多くの人にサイパンの美しい海を知ってもらいたいとの思いで写真をSNSに投稿し続けている。そしてすでに、ダイビングショップを辞めた後の道も決断しているという息子へ、将来を心配する両親が届ける想いとは。