視覚障害者と外出介助ボランティアをマッチングするアプリを開発
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システム制作
- CLIENT
- NPO法人 視覚障害者支援の会 クローバー 2024年10月~2025月3月
制作内容
株式会社エイデックは、NPO法人「視覚障害者支援の会 クローバー」(大阪市)様(以下、クローバー様)からのご依頼を受け、視覚障害者と外出介助ボランティアをマッチングするアプリを開発。2025年4月より運用を開始しました。
クローバー様は、視覚障害者の自由な外出を支援するため、外出介助ボランティアとのマッチング活動を行っています。これまで電話やメールで手作業により行ってきたマッチング作業は、依頼件数の増加に伴い負担が大きくなっていました。エイデックが開発したアプリにより、介助依頼時に条件に合うボランティアを効率的にマッチングできるようになり、利用者・ボランティア双方の利便性向上と、クローバーの運営負担軽減が実現しました。本取り組みは、エイデックが読売テレビの字幕解説放送の品質向上活動の一環で、視覚・聴覚障害者の声を聴く過程で生まれたものです。
クローバー代表理事・中川由希子氏は、「代表兼コーディネーターとして活動してきましたが、年齢とともに『自分が続けられなくなったら、この活動はどうなるのか』という不安を抱くようになり、視覚障害者とボランティアのマッチングを円滑にするアプリがあれば運用の負担が軽減され、複数の管理者が交代しながら対応できると考えました。このアプリの運用が始まることで、将来的な不安が解消され、会の活動を安心して続けていける」と期待を寄せています。