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  • 2026年09月27日(日)
    あさ7:00~放送
  • 村雨辰剛
  • 安芸灘とびしま海道 微笑みの島
  • 広島 呉~下蒲刈島~大崎下島
  • みどころ

    今回は村雨辰剛が瀬戸内海・安芸灘を旅する。まずは広島県呉市の高台から瀬戸内海を見下ろし、安芸灘の美しい風景に見入る。「アレイからすこじま」で艦艇を眺め、お目当ての「呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム」で憧れの戦艦「大和」の模型と感動の対面! 呉の名所、200階段の先で神秘の洞窟に遭遇し、呉自慢の海軍料理をいただきます! とびしま海道の島をめぐり、レトロな港町でタイムスリップ気分を味わい、助け合いの島であふれる人情に触れる。出会いと発見に満ちた海道旅のはじまりです!

  • 内容

    旅のはじまりは広島県呉市、瀬戸内海を見下ろす高台から。村雨は美しい安芸灘の風景に見入り、高台の先の入江にある「アレイからすこじま」へ。かつて東洋一の軍港と言われた呉の港だ。スウェーデン生まれの村雨の父は軍人で、その影響から村雨も軍艦や潜水艦を見るのが大好きだったという。

    そんな村雨はお目当ての「呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム」へ。10分の1スケールの戦艦「大和」の模型を前に、フォルムの美しさに感動する。学芸員の藤坂彰子さんに戦艦大和への思いを話し、特徴的なフォルムの秘密とその魅力を聞く。そしてかつて大和がつくられた「旧呉海軍工廠」を眺めながら、呉の人々の大和への思いを知る。

    呉の町を歩く村雨は長くて急な階段に出会う。「両城の200階段」だ。上っていくと呉の町が見渡せる。頂上にあったのは「両城山 観音寺」。住職の宇佐川直登さんが、真言宗の宗派のお寺で「不動明王」を祀っていると教えてくれる。村雨は宇佐川さんから寺の成り立ちと呉の歴史を聞き、境内のある場所へと案内してもらう。それはかつて防空壕だったという神秘的な洞窟。その由来に感銘しつつ、村雨は修験者が滝行をしたという「洗心の滝」で滝行を体験する!

    かつて海軍の御用達だったという「海軍さんの料亭 五月荘」。村雨は豪華な海軍料理を前に4代目店主・池田佳幸さんに話を聞く。料理は戦艦同士で行われた料理コンテストのレシピを再現したものだそう。村雨は戦艦「長門」の「ウエールスモールカツレツ」やスウェーデンの思い出につながる「肉じゃが」、そして戦艦「陸奥」の「和牛すき焼き」などを堪能する。大和が沈んだ日の夜食になるはずだった、まぼろしのデザートも味わう。

    翌日は「とびしま海道 安芸灘大橋」を渡り「下蒲刈島」へ。「美しい庭の島」と呼ばれるここは、庭師の村雨にとって見逃せない場所だ。島の通りには松が植えられ、島全体に風格が漂う。ひときわ立派な門構えの「松濤園」を訪ね、村雨はその庭のあつらえに興味津々。 庭師の視点で「踏み分け石」の意味や庭の楽しみ方を解説する!

    江戸時代からおもてなしの文化を持つ下蒲刈島。村雨は京都から移築された御屋敷「白雪楼」へお邪魔する。縁側から庭を眺め、学芸員の土井基子さんに「珍しいものがある」と見せてもらう。それはまるでからくりのような「可動壁」。 村雨が動かすと、そこには通路が――?!

    続いて「大崎下島」へ。「大崎下島 御手洗(みたらい)地区」を歩く村雨はまるで時代劇の世界にタイムスリップしたような感覚になる。住民の村尾征之さんが、大崎下島はかつて北前船が寄港した「商人の島」だと教えてくれる。

    島を散策するとレトロな雰囲気の時計店が。村雨は「新光時計店」の松浦光司さんに話を聞く。5代目だという松浦さんは島に生まれ育つとなかなかその魅力に気づけない、と笑う。

    そんな島に10年前に移住してきた方のアイデアで活性化している地区があると聞き、村雨は久比地区へ向かう。「まめな食堂」ののれんがかかるレトロな建物で、更科安春さんが出迎えてくれる。元病院だった建物は快適にリノベーションされ、いま集落の方々が集まる憩いの場所になっている。入院病棟は宿泊施設に改修され、宿泊代は現金でも地元民のお手伝いをするかたちでもOKだそう。「崎原学舎」という学びの場ではお年寄りと子どもが一緒に作業をしたりする。さらに「農床(のうとこ)」という自家消費用の畑で集落の方々が共同で野菜をつくり、作物を交換し合うという。とれたてのスイカで歓迎を受けた村雨は、あふれる人情と助け合いの心に触れながら、出会いと発見に満ちた充実の海道の旅を振り返る。