- 2025年11月23日(日)
あさ7:00~放送 - 八嶋智人
- 秋の小京都 伝統とエンタメがあふれる街
- 兵庫県 豊岡市 出石町~城崎町
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今回は八嶋智人がいま熱い注目を浴びている兵庫県・豊岡市を旅する。まずは町のシンボルの時計台「辰鼓楼(しんころう)」の太鼓の音を聞き、映画「国宝」の聖地として人気爆発中の「出石永楽館」へ! 味わいが変化するという「出石皿そば」を体験し、生産量日本一のカバンの街でカバン作りの技を見学する。1200年の歴史ある「城崎温泉」を浴衣姿でぶらり。新感覚の水族館の大迫力&衝撃のアトラクションとは――?! 街がまるごとエンタメ空間のような豊岡の情熱を感じる旅のはじまりです!
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旅のはじまりは兵庫県・豊岡市にある但馬の小京都といわれる出石から。八嶋は武士の時代にタイムスリップしたような町並みを歩き、ひときわ目立つ時計台「辰鼓楼」について町の人たちに話を聞く。「出石城跡」からは町が一望できる。時を告げる太鼓の音を聞きながら、八嶋は旅のはじまりを宣言する。
八嶋は昨年から豊岡市での「豊岡演劇祭」に参加している。出石にある歴史ある芝居小屋「出石永楽館」を訪ねることも今回の旅の目的だと話す。そして「出石永楽館」へ行くと入り口には大ヒット中の映画「国宝」のパネルが。同館は「国宝」の撮影に使用され、いま人気爆発中なのだ。館長の赤浦毅さんが「ここは舞台にあがるのも自由です」と話す。八嶋も映画の登場人物になりきって舞台を歩き――?!
「出石永楽館」は町の人々が「もう一度ここで芝居を見たい」との思いで行政を動かし、17年前に復元させたものだと赤浦さんは話す。舞台の上に作られた楽屋も映画「国宝」の舞台になっている。地元青年団による客寄せ太鼓で舞台に登場したのは、噺家の「Q亭はにぃ」こと福富紗也さん。なんと永楽館のスタッフなのだそう。その見事な噺ぶりに八嶋は大拍手! 大向う「鸛(つる)の会」のみなさんのかけ声もにぎやかだ。メンバーは元校長先生や元商工会長たち。八嶋は町の人々の芝居への熱意に胸を熱くする。
出石の名物は「出石皿そば」。八嶋が「手打ち出石皿そば 近又」を訪ねると壁にずらりと木札がかけられている。多くの皿そばを食べた人たちの名前が書かれている。20皿を食べると認定証がもらえると聞き、八嶋も皿そばにチャレンジ! 佐々木成美さんが小皿にもられたそばを運んできてくれる。なぜこのようなかたちになったのか、八嶋は佐々木さんと愉快なトークを繰り広げながら、薬味で味を変化させながら20皿制覇を目指す――!
豊岡の中心街には「カバンストリート」がある。豊岡はカバンの生産地として有名だという。八嶋は「Toyooka KABAN Artisan Avenue」へ。豊岡産のカバンを展示するアンテナショップだ。八嶋は橋本貴広さんに豊岡とカバンの歴史について聞く。ショップの3階には「Toyooka KABAN Artisan School」が。1年間で1人でカバン作りができる職人を育成する学校だそう。八嶋は講師の竹下嘉壽さんのもとで学ぶ生徒に話を聞く。
続いて山陰の名湯「城崎温泉」へ。風情ある温泉街を浴衣で歩く海外の人々も多い。日帰り客でも浴衣が楽しめると聞き、八嶋は「ゆかた専門店 いろは」へ。系谷多美子さんが選んでくれた浴衣を着て、八嶋は夕暮れの温泉街を散策する。そして温泉街といえば、の「谷口屋遊技場」で射的にトライ! 店主の六浦純子さんに城崎温泉の外湯文化について聞き、八嶋は6軒ある外湯のひとつ「まんだら湯」でじっくり体を温める!
水族館「城崎マリンワールド」には驚きのアトラクションがあるという。八嶋はスタッフの山田理央さんに水族館を案内してもらう。磯の生き物に触れられるエリアなどを見てまわりながら、八嶋は「アトラクション フィッシュダンス」を体験することに。水槽のなかを泳ぐブリに八嶋がエサを投げると魚たちがアクティブに動き始め、そのスピードとアクションに八嶋もびっくり! さらになんと水族館内で「アジ釣り体験」ができるという。八嶋は釣り上げたアジを目の前の調理場でさばいてもらい、自分で釣った「アジの天ぷら」を海の前で味わう。そして町すべてが「劇場空間」のような豊岡という土地と人々のもてなしの魅力に触れた旅を振り返る。




