過去の放送内容

    2024年6月

    • 2024年6月25日

      「地球沸騰の時代」とも呼ばれる中、梅雨の時期からリスクが高まる熱中症 どう防ぐべきなのか救急の最前線に密着【情報ネットten.特集/ゲキ追X】

      年々暑さが増し、「地球沸騰の時代」とも呼ばれる中、熱中症は大きな社会問題です。「熱中症」で救急搬送された人は、6月10日からの1週間で全国で2400人を超え、前の週の約3.6倍と急増しています。熱中症は、特に体調不良の方や高齢者がなりやすく、こどもは体温を調節する機能が未発達のためリスクが高いといわれています。吹田市消防本部北消防署の救急隊に密着し、梅雨の時期からリスクが高まる熱中症をどう防ぐべきなのかをゲキ追しました。

    • 2024年6月18日

      遺族の“泣き寝入り”は取り残されたまま…「犯罪被害者等給付金」引き上げも、いまだ収入で決められる“命の価値” 犯罪被害者の現実と支援制度の課題

      2021年、大阪・北新地の心療内科クリニックで起きた放火殺人事件は院長や患者ら26人の命を奪いました。清水恵さん(仮名)は、職場復帰を目指して通院していた夫を亡くし、幼い子どもの将来に経済的な不安を抱きます。遺族が再び平穏な生活を送れるよう国が支給する「犯罪被害者等給付金」。しかし、事件が浮き彫りにしたのはこの給付金制度の欠陥でした。支給額は収入に応じて決められ、夫が当時無職だったことが「壁」となり、「あなたの家族の命は軽いと言われたように感じた」と話した清水さんは、制度の改善を訴えるようになります。国は制度の改正に乗り出し、今月15日に給付金の支給額は引き上げられましたが、遺族が訴える“命の格差”はいまだ残されたままです。
      一方、取材から見えたのは制度から取り残される遺族の姿。息子を殺害された後、損害賠償命令が出た加害者は判決から6年がたった今も1円も賠償金を支払っていません。父親は「泣き寝入りと一緒だ」と悔しさをにじませます。
      北新地クリニック放火殺人事件から2年半、変わる救済の形から見えた犯罪被害者の実情と制度の課題を追いました。

    • 2024年6月11日

      教育現場の性犯罪どう防ぐ ?「日本版DBS」導入への期待と課題 児童14人への性加害経験者が訴える

      こどもの心と体、そしてその後の人生に深い傷を残す性犯罪。防止に向けた法案が6月にも国会で成立する見込みだ。性犯罪で有罪が確定した人が教育関係の仕事につくのを制限する『日本版DBS』。保育や教育の現場では期待が高まる一方、専門家は課題が残ると指摘する。過去に児童14人に性加害を加えた男性が、当事者の視点から訴えることとはー。日本版DBSへの期待と課題をゲキツイした。

    • 2024年6月4日

      物流業界の残業時間規制から2か月 ドライバーたちに密着して見えた現状と課題 物流業界の2024年問題【かんさい情報ネットten.特集/ゲキ追X】

      今年4月、物流業界が激変。働き方改革でトラックドライバーにも残業時間の規制などが行われ、働き方が改善される一方で、消費者にモノが届かなくなることなどが懸念されている。 2か月が経ち、業界は今、どうなっているのか。長距離ドライバーと宅配ドライバーにそれぞれ密着取材して見えた彼らの実態と、新たな課題とは。