発達障害の双子が社会へ…3年間の道のりに密着 家族と社会が担う支援のあり方とは

18歳になった芳賀徹平君と優作君。双子で、ふたりとも知的障害を伴う「自閉症スペクトラム」で発達障害があります。徹平君は重度で言葉を上手に話せません。軽度の優作君は、同世代とのコミュニケーションが苦手です。
軽度の優作君は京都市内の支援学校で「就職」を見据え学んでいます。入学当初は民間企業への「一般就労」を目指していたのですが、実習の中で厳しい現実を突きつけられました。発達年齢は10歳7か月。「働く」場所をどう見つけ、慣れていくのかが課題です。
一方、重度の徹平君は余暇の過ごし方が課題です。社会人になると運動する機会が減ってしまう…。日常生活にどう運動を取り入れるかを両親は模索していました。
発達障害の子供たちが巣立つとき、家族は何と向き合い、社会はどう受け皿を整える必要があるのか。徹平君と優作君、家族の日常を通じて発達障害者が「働く」際の支援のあり方と課題を考えます。

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