ストーリー

第1話

さば味噌の出会い

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ネタになる失恋がどこかに転がっていないかと悩むミキ。
彼女は縁結びの神社で、思い詰めた表情の女性(門脇麦)を見かける。ミキが彼女の後をついて行くと、定食屋に入り、さばの味噌煮定食を注文。ミキは、心の中で彼女を“サバ子”と名付けて観察する。サバの味噌煮を前に複雑な表情を見せるサバ子。ミキが話しかけると、サバ子は元カレ・ユウ君とサバの味噌煮の思い出を語り始める。

  • サバ子/門脇麦
    1話ゲスト
    サバ子
    門脇麦

第2話

恋も焼き鳥も一歩ずつ

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失恋を探し求めて街を歩いていたミキは、花屋の前を通りかかり、店に足を踏み入れると花屋の青年と目が合い、とっさに花を買いたいと言ってしまう。青年はミキに、どんな花が欲しいのかを尋ねるが…。
ミキは、2号さん(臼田あさ美)と焼き鳥屋で飲むことに。彼女たちの隣では、サラリーマン2人組が飲んでいた。ミキと2号さんが上司(松田大輔)と部下(前野朋哉)の会話に耳を澄ましていると「婚約解消」という言葉が聞こえてくる…。

  • 部下/前野朋哉
    2話ゲスト
    部下
    前野朋哉

第3話

花咲くねぎ焼き

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ミキは、青年が働く花屋を再び訪れる。何を話せばいいか分からなくなったミキは、失恋した友達のために元気の出る花言葉を持つ花を贈りたいと、でまかせを言ってしまう。
その後、ミキは青年の花言葉をきっかけに、お好み焼き屋へ向かった。店内には、会社の先輩と後輩らしき2人組の女性客がおり、先輩(早織)が後輩(小西桜子)を励ましながら、ねぎ焼きを切り分けている。ミキは、2人の様子に失恋の匂いを嗅ぎつける…。

  • 後輩/小西桜子
    3話ゲスト
    後輩
    小西桜子

第4話

夕焼け空と大学いも

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ある日、ミキが事の成り行きからタクシーに乗っていると、カーラジオからHARU(三浦透子)という歌手のトークが流れてくる。HARUは、インディーズ時代の思い出話を語っていた。その話を聞くうちに、ミキは高校生の時、路上で歌う女性に大学イモを渡した記憶を思い出す…。

  • HARU/三浦透子
    4話ゲスト
    HARU
    三浦透子

第5話

寄り添うカニコロ

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ミキは人生で初めてのファンレターを受け取る。嬉しくてたまらないミキは、祝杯をあげるため洋食屋に入る。ミキの並びの席には、親子らしい中年男性と若い女性が座っていた。父(佐藤貢三)が失恋した娘(大友花恋)を元気づけるため、食事に連れてきたようだった。父と娘は、カニクリームコロッケを注文。ミキは、父と娘の様子を観察して妄想を膨らませる…。

  • 娘/大友花恋
    5話ゲスト

    大友花恋

第6話

焼き小籠包の誓い

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ミキは3人組の女性・ヒトミ(紺野ぶるま)、フミエ(本田あやの)、ミチヨ(後藤ユウミ)を見かける。失恋めしの気配を感じたミキが彼女たちについて行くと、焼小籠包の店にたどり着く。ミキは、熱々の焼小籠包を食べながら3人の会話に耳を傾ける。ヒトミが好きだったのは、シンヤ(鈴木裕樹)という男性。さらに話を聞いていると、フミエとミチヨもシンヤが好きだったようで…。

  • ヒトミ/紺野ぶるま
    6話ゲスト
    ヒトミ
    紺野ぶるま

第7話

酒盗にハートを盗まれて

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STO企画の3号さん(安藤ニコ)がミキにファンレターを届けに来る。その場で一緒にファンレターを読み、一節を聞いて何かを確信した3号さんは、ミキをビストロへ連れて行く。2人で乾杯した後、3号さんは自らの失恋を告白。塩辛を使った酒盗カルボナーラを食べながら、ミキは彼女の失恋話を聞くことに。3号さんの失恋相手は、意外な人物で…。

  • 3号 STO企画社員(出版社)/安藤ニコ
    7話ゲスト
    3号 STO企画社員(出版社)
    安藤ニコ

第8話

塩っぱい焼きそばパン

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ミキは、高校時代の同級生・チヒロ(河邑ミク)の結婚パーティーに出席する。新郎は同じ高校で部活のキャプテンを務め、ミキがかつて密かに好きだった相手。パーティーの後、ミキは一緒に出席した、高校時代に仲良しだったエイコ(深川麻衣)を「焼きそばパン食べない?」と誘う。ミキたちにとって焼きそばパンは、いつも食べていた思い出の味。ミキは、当時自分もキャプテンが好きだったと告白する。するとエイコも、今まで隠していた秘密を打ち明ける…。

  • エイコ/深川麻衣
    8話ゲスト
    エイコ
    深川麻衣

第9話

カレーも恋も面倒くさい

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『失恋めし』の書籍化が決まり、STO 企画は大忙し。ミキも編集作業を手伝うものの、花屋の青年の事が気がかりで手につかない。帰り道、カレーのスパイスのいい香りに誘われたミキは、カレー屋へ。すると、居合わせた意外な人物に⻘年との思い出を聞いてもらうことに…。

第10話

ロールキャベツに包まれて

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『失恋めし』の本ができあがり、縁結び神社で、ミキの出版記念サイン会が⾏われることになった。緊張と興奮で大忙しのSTO企画のメンバーたち。そこに、花屋の⻘年が花束を持って現れるのだが…。