【DE&I】
知的障がいのある皆さんが描くアートの世界
読売テレビ回廊展示開催レポート
読売テレビの食フェス「シノビ―もぐもぐパーク」(2023年11月17日~19日、23日~26日開催)にて、知的障害者が描くアート作品展「君は手ぶらでやってきた〜大阪お忍び編〜」を実施しました。社屋2階の回廊を使ったアート作品の展示は読売テレビ初の試みです。
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2階をぐるりと1周できる回廊に、アート作品がずらりと並びました。
展示にご協力いただいたのは、兵庫県西宮市の「すずかけ絵画クラブ」という、創作活動を行うアトリエです。今回は4名の作家がてがけた47点の作品が読売テレビで展示されました。
普段、作家の皆さんは兵庫県西宮市の作業所で働いています。そんな彼らが創作活動をはじめると、自由な発想でカンバスを色鮮やかに染めていきます。そのだいたんな色合いや線に、多くの方々が足を止めていました。今回の展示は様々な方にご覧いただけるよう、展示位置を従来の高さよりも低めに調整するなどバリアフリーに配慮し、車いすで来場の方や子供たちにも作品を楽しんでいただけるように取り組みました。
作品を見た方からは「個性的で面白かった」「力強く生きている作品に魅了された」との声をいただきました。また、障害を持つ作家が描きだした作品ということに興味を持った来場者も多く、なかには今回の展示を観ようと障害を持つ方がご家族と一緒に読売テレビを訪れる姿もありました。
今回、展示に協力していただいた尼﨑 昌弘(あまさき・まさひろ)さん