ytvでSDGs探究しよう!
滋賀県・野洲中学校の2年生16人訪問
番組制作における「チームワーク」の大切さを社内授業

2024年11月28日(木)、野洲市立野洲中学校(滋賀県野洲市)の2年生16人が、キャリア教育の校外学習のため、読売テレビ本社を訪れました。テレビ局の仕事や番組制作の現場を実際に見て、仕事体験しようというのがキャリア教育の目的です。野洲中学校は、去年に続いて、2度目のSDGs探究となりました。学年の中でも特にテレビ局の仕事に関心をもっている生徒たちだけあって、次々に質問の手が挙がりました。

番組制作がチームワークが大切!ー活発な質問が飛び出した特別授業

まずは、読売テレビの番組がどうやってつくられ、放送されているのかについて、制作現場の舞台裏をサステナビリティグループの石田由(元美術部所属)が特別授業で紹介しました。この中で強調したメッセージは、何百人というスタッフが連携して番組制作にあたっていること。制作チーム、技術チーム、美術チームなど、様々なスキルをもつスタッフの能力を最大限に発揮できるよう、何よりもチームワークが大切であることを伝えました。

番組制作の流れを理解した生徒からは、「テレビ局で働く中でのやりがいは何ですか?」。「編集にはどれぐらいの時間がかかりますか?」。「今までに1番手間がかかった収録は何ですか?」などの質問が寄せられました。

番組制作をする上でのやりがいの1つとして、「一人ではできない規模の仕事を様々なスキルをもつスペシャリストと力を合わせてつくりあげられる楽しさ。また、その達成感をチームで分かち合えること」という番組制作を担当している社員の声を伝えました。生徒たちは、“チームワークが大切“というキーフレーズをメモしながら熱心に聞いていました。

チームワークのヒントが盛りだくさん。収録スタジオを見学しました。

続いて、生徒たちは実際にニュース番組を収録している報道局のスタジオを見学しました。

夕方のニュース情報番組「かんさい情報ネットten.」のスタジオを訪れた生徒たちは、最新の設備について学んだほか、床面に印をつけた通称“バミリ”と呼ばれる出演者の立つ位置を実際に確認しました。このバミリは、番組進行をスムーズにおこなうための大切な目印で、細かな段取りが番組進行の連携を左右することを学びました。

この後、スタジオ見学を終えた生徒たちは、アップサイクル(創造的再利用)と呼ばれるワークショップを体験しました。アップサイクルな材料は、「かんさい情報ネット ten.」で実際に記者や解説委員が使ったフリップを工作用に加工したもので、生徒たちは体験型のSDGs探究を楽しんでいる様子でした。

盛りだくさんのプログラムを終えて、生徒の代表者が「今日は、仕事をする上でのチームワークの大切さを学びました。学校でもチームワークを大切にしていきたいです」と感想を述べました。野洲中学校の皆さん、熱心に話を聞いてくださりありがとうございました!

 

 

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