ytvでSDGs探究しよう!
“テレビの仕事ってどんななの?”をテーマに出張授業を実施。
「かんさい情報ネットten.」ディレクター兼報道局デスクが
大阪の中学1年生のみなさんに向けて授業しました!

  • “テレビの仕事ってどんななの?”をテーマに出張授業を実施。「かんさい情報ネットten.」ディレクター兼報道局デスクの有光貴幸が大阪の中学1年生のみなさんに向けて授業しました!

 「オワコンと言われてますが…」とぶっちゃけるところからスタートした授業。2月3日(金)に伺ったのは、大阪市立淀川中学校です。中学校側が1年生を対象に進める職業講話学習への協力依頼を受け読売テレビが実施したもので、講師役を私・有光貴幸(「かんさい情報ネットten.」ディレクター兼報道デスク)が担当しました。

 「テレビ、普段見ますか?」と聞くと、首を振る生徒たちがチラホラ…わかっていたとは言え現実は厳しいものです。そんな生徒たちに「テレビを見て、とも、テレビの仕事をしてとも言わない。みなさんの未来につながれば」と授業開始。テーマは「テレビの仕事ってぶっちゃけどうなの?」。
 「この仕事をしてみたら、普通行けない所に行けて会えない人に会えたよ」と伝えた上で、生徒たちに、どの“経験談”が聞きたいか選んでもらい動画や写真で紹介しました。「詐欺師の手口を取材した話」では、被害にあった高齢者のリストが、いまの“ルフィ―事件”と底辺でつながる可能性があることなどをお話しました。「芸能人に会いましたか?」という質問も多かったので、「会えるけど、『うれしい』だけじゃだめ。関心を持っている人の代表として取材する責任がある」と、ちょっと厳しい話も聞いてもらいました。

 仕事のやりがいを聞かれた際には、震災取材の中で、自閉症の子供とその家族に出会った話を紹介。環境変化で大きな声を出してしまう子供への周囲の冷たい態度に耐えられず避難所に入れなかった例を示しながら「身近なことしか『自分事』と捉えられない人ばかりの世の中では寂しい。少しでも世の中のことを『他人事』ではなく『自分事』と感じてもらえるようにできないか、と思い仕事しています」と伝えさせてもらいました。

 その後は、質問を受けながら、テレビを作る流れを、報道局の様子などを見てもらいながら紹介。最後には、「誰かのために一生懸命仕事してほしい。その仕事がテレビだったら、同僚として頑張りましょう。もし、別の素敵な仕事に出会えていたら、私が取材したくなる取材対象者としてまた出会えたら嬉しいです」と伝えて、授業を終わりました。

 読売テレビでは、ytvサステナビリティ・プロジェクトの一環として、「学びたい気持ち募集中!-ytvでSDGsを探究しよう-」を行っていて、小中高等学校への出張授業、オンライン授業のほか、修学旅行の受け入れによる体験教室も実施しています。

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