【琵琶湖PJ】2023年実施レポート
~鳥人間コンテストの裏で琵琶湖をキレイに~
Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2023が開催された7月29日、30日。そして大会終了翌日の計3日間で、琵琶湖・湖岸の全体清掃を行いました。
ことしは天気に恵まれ、会場である滋賀県彦根市の松原水泳場もすっかり夏模様に…!
-
鳥人間コンテストの機体が飛び立つプラットフォーム
熱い大会が繰り広げられているその裏で、暑い夏空の下、読売テレビ ESG推進局サステナビリティグループを中心に琵琶湖・湖岸の清掃活動を開始!ことしもNPO法人IVUSA(国際ボランティア学生協会)に所属する現役の大学生らも加わり、3日間で総勢約50人が清掃活動に参加しました。
2チームに分かれて、湖岸の漂着ゴミや大会運営で出たゴミを回収していきます。
じつは清掃部隊が拾っているのはゴミだけではありません。大会で飛んだ人力プロペラ機・滑空機の 機体破片の回収 もします。
-
湖岸に流れ着いた ”機体破片” -
鳥人間コンテストで飛んだ機体は、着水時に大会が運営するボートで回収しています。機体は参加チームが責任をもって持ち帰りますが、一部の破片などが湖岸に流れ着くことがあります。そういった破片も1つ1つ丁寧に回収していきます。
ことしの鳥人間コンテストは【新型コロナウイルスが5類感染症へ移行してはじめての大会】ということで、会場の松原水泳場には大会2日間で約48,000人が訪れました。しかし、 多くの人が来場 = 多くのゴミが出る という事実。
より多くの人に琵琶湖の環境保全を意識してもらうため、会場内には「ええことステーション(ゴミ集積所)」を設置。さらにゴミの持ち帰りを促すために、観覧客には環境に優しいライスレジン製のゴミ袋を配布するなどの取り組みも行いました。
ゴミの回収プロセスを ”見える化” することで、観覧客だけでなく大会スタッフの意識向上も図りました。
-
「ええことステーション(ゴミ集積所)」ytvは滋賀県版SDGsのMLGs(マザーレイクゴールズ)に協力しています。
今回、3日間で集めたゴミの総量は…
可燃ゴミ 650Kg 不燃ゴミ 13㎥(45リットル袋換算で約300袋) 段ボール 3㎥ となりました。
鳥人間コンテストを通じた環境保全への意識向上を達成するため、今後も琵琶湖清掃プロジェクトを実施していきます。
-
大会後も清掃活動を実施 -
皆さん、お疲れ様でした!
■NPO法人IVUSA(国際ボランティア学生協会)
会員2500名が所属する学生ボランティアの全国組織で、主に災害の被災地救援、環境保護、地域進行、貧困家庭支援などの社会問題に取り組み、琵琶湖では特定外来生物の除去活動と「びわそう」と称した湖岸の清掃活動を定期的に実施。
■MLGs(マザーレイクゴールズ)
琵琶湖の環境保護と自然との共生をテーマとする、滋賀県版のSDGs。

■番組名 :Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2023
■放送日時:2023年8月30日(水)よる7時~(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット)
■ 今回の清掃で拾ったゴミの一例
-
手持ち花火(松原水泳場は火気禁止) -
タバコの吸い殻 -
砕けたプラスチック。これが5mm以下になると「マイクロプラスチック」と呼ばれます。 -
拾ったプラスチック破片