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立命館大学「読売マスコミ講座」
~視聴者の知らないテレビ局技術の世界~
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読売テレビ 技術局 但馬晋二氏
読売テレビと読売新聞が協力し、立命館大学産業社会学部で、毎年4月から7月に「読売マスコミ講座」を開講しています。
読売テレビからはESG、コンテンツ戦略、営業、報道、制作、技術、万博事務局に携わる7名の社員が講師として教壇に立ち、「読売テレビが掲げるサステナビリティとは」「地上波編成からコンテンツ戦略へ」「史上初!関西民放5局同時生放送!大阪・関西万博 開幕前日SPの裏側」など幅広いテーマで講義を行いました。
7月2日(水)は、技術局の但馬晋二氏による「視聴者の知らないテレビ局技術の世界:デジタル時代の挑戦と可能性」と題した講義を、200名にのぼる学生が受講しました。
番組やイベントを支える「放送局の技術」
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リアルタイムで集計できる「Live!アンケート」画面 -
リアルタイムで位置情報を検索できる「シン・GPSたどる君」画面
講義では実際にQRコードをスマホで読み込んで指定のサイトにアクセスしてもらい、放送局の技術力を身近に体感してもらいました。
アンケートや投票をリアルタイムで集計することができる「Live!アンケート」はbravesoft社のアンケートシステムを読売テレビ仕様にカスタマイズしたもので「超プロ野球ULTRA」イベント収録時にお客さんが投票を行う企画システムとして実際に活用されています。
授業内では、「一番見ている動画サービスは?」「おすすめのSNSは?」「1日にどれくらいテレビを見ていますか?」等の質問に答えてもらいました。
GPSを取得して位置情報をWeb上に表示する機能は「鳥人間コンテスト」で、出場者の飛行履歴を記録するために活用されています。
講義では読売テレビの中継車や講義のサポートに来てくれた技術局・福岡氏の位置情報が検索できるようになっており、多くの学生が驚いた様子で画面を見ていました。
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「AIに対するイメージは?」大学生の回答集計画面
テレビ局が手掛けるYoutube配信
講義はYoutube読売テレビアナウンサーチャンネルにて西尾桃アナウンサーが配信しているゲーム実況動画の話題に。
生配信画面はゲームプレイ中の画面・コメント欄・西尾アナの表情を一つの画面上に配置しています。これも技術チームが放送用機材を駆使してサポートしている人気企画です。
講義の最後では「技術は協力な武器。会社・番組の課題を解決することができ、様々な場面で活用されているので注目してテレビ放送に目を向けてほしい」と学生へのメッセージを述べました。
中継車の見学・テレビカメラの撮影体験を行いました!
講義の前後には放送の現場を支える中継車とテレビカメラが校舎前に登場。
中継車の中では各機材の金額を聞いてびっくりの学生も。
現役カメラマンに操作を習い、実際に風景や友達の撮影に挑戦してもらいました。
講義を受けた学生だけでなく、たまたま通りかかった学生にも見学・体験してもらい、テレビ局をより近くに感じてもらう機会となりました。
「ytvサステナビリティ・プロジェクト」では、今後も大学をはじめ、様々な教育機関、研究機関と協力し、若者を応援する活動を行ってまいります。