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NATO首脳会議閉幕 中国脅威を初の議論

イギリスで開かれていたNATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議は4日、影響力を増す中国について、初めて本格的に議論した上でNATOとして「共同して取り組んでいく必要がある」などとした首脳宣言を採択した。

首脳宣言ではロシアを「安全保障上の脅威」と改めて指摘した上で、中国についても言及し、「増大する影響力と国際政策についてNATOとして共同で取り組む必要がある」ことが明記された。

NATOの首脳会議で中国の脅威を巡って本格的な議論が行われるのは初めてのこと。

また、防衛費については、アメリカのトランプ大統領の求めに応じる形でアメリカ以外の加盟国の支出総額を年間400億ドル(およそ4兆4000億円)にまで増額するとしている。

ただ、フランスのマクロン大統領がNATOは「脳死」状態と発言するなど、加盟国間での亀裂が表面化する中、今後NATOの結束を強化できるのかは、なお不透明。