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　熱戦が続くサッカーワールドカップ・カタール大会。12月2日に日本代表は強豪スペインを撃破。強敵ぞろいのグループEを1位で通過し決勝トーナメント進出となりました！次の決勝トーナメント初戦でベスト8をかけて戦うのはクロアチアですが、どんなチームなのでしょうか？闘いのポイントは？サッカー元日本代表・武田修宏さんが解説します。

　クロアチアは、グループFを2位で通過したチームです。FIFAランキングは日本の24位に対してクロアチアは12位で、ワールドカップの出場回数は3大会連続で6回目になります。最高成績は、前回2018年ロシア大会の準優勝です。注目の選手は、ルカ・モドリッチ選手37歳。2018年準優勝の立役者で、同じ年世界最高選手に贈られる「バロンドール賞」を受賞している世界でもトップクラスの選手です。

　今大会のクロアチアの成績をみると、初戦モロッコに引き分けますが、次の試合でカナダに4対1で快勝、続くベルギー戦は引き分けています。また、クロアチアのこれまでの日本との対戦成績は、1997年の親善試合は4対3で日本の勝利、1998年のフランスワールドカップでは0対1でクロアチアが勝利、2006年のドイツワールドカップでは0対0の引き分けで1勝1敗1引き分けと互角の戦いとなっています。

Q.クロアチアは前回のワールドカップで準優勝しています。やはり強いチームですか？
（武田修宏さん）
「クロアチアは、昔から歴史のある非常に強いチームです。クロアチアの選手は、大柄な選手が多いので、ドイツ戦のような試合になると思います。ヨーロッパのチームは後半になるとカタールの暑さでスピードが落ちるので、その時に日本のスピードが活きてチャンスがあると思います。クロアチアのフォワードは、大きな体を使ったシュートがうまいので、そういった大柄な選手にしっかりと体を詰めるのと、スピードで勝負をするのがいいと思います」

Q.日本代表チームで、まだ活躍していない選手が出てくる可能性はありますか？
（武田さん）
「サッカーはチームプレイなので、必ずそういった流れはあります。森保監督は、個人を指導しているのではなくて、チームとしてどう底上げしていくかを考えています。森保監督は、前半と後半で出ていない選手も含めてすべての選手をマネージメントする力が強いので、期待しています」

Q.次のクロアチア戦、日本代表にどんな戦いを期待しますか？
（武田さん）
「思い切ってやるだけです。ベスト8とか言っていますが、ドイツとスペインを破って予選を突破したことがベスト8以上の活躍だと思います。ですので、日本代表には決勝トーナメントは思い切って楽しくプレーしてほしいです」

（情報ライブミヤネ屋2022年12月2日放送）