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【独自解説】眞子さま、皇籍離脱後は都内のマンションへ 元・宮内庁職員「秋篠宮殿下のお気持ちとしては、結婚後も近くにいてほしいというのはあるんでしょうけれども…」
2021年10月26日 UP
皇籍離脱後は都内のマンションへ
秋篠宮家の長女、眞子さまは10月25日、上皇ご夫妻への挨拶を終えました。皇籍離脱後ですが、しばらくは東京都内のマンションで暮らし、渡航手続きなどを終えてから、小室圭さんとの生活拠点となるアメリカに向かわれるということです。一方、小室さんですが、10月24日、赤坂御用地を訪問し、眞子さまと結婚会見の準備などを進めたとみられます。元・宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんと、国際弁護士の清原博さんが独自解説します。
Q.眞子さまは東京都内のマンションを借りられるということは、1か月、2か月単位で日本にいらっしゃる?
(元宮内庁職員・山下晋司さん)
「どうなんでしょう…。小室さんがいつまたアメリカに戻られるのかも分からないですし。順調にいけば11月20日くらいまでには渡米できると思います。」
Q.小室さんはまたすぐにアメリカに行かれるでしょうが、眞子さまは皇籍離脱された後にビザの発給などがありますが、アメリカに行くのにそんなに時間は掛からない?
(国際弁護士の清原博さん)
「ビザの取得は通常1か月か2か月かかるものなんです。ただ今回はこういったメディアでも報道されていますから、おそらく日本の政府側からアメリカ大使館に対していろいろ事前に説明していると思いますから、おそらく日本国内でパスポートを手に入れたら、すぐ大使館でビザ発給手続きをとられて、そんなに時間かからないかなと私は思っています。」
上皇ご夫妻と1年7か月ぶりの面会
お別れの時。コロナ禍で外出などを控えてこられた上皇ご夫妻とは、2020年3月以来、1年7か月ぶりの面会となりました。初孫(ういまご)である眞子さまを慈しんでこられたという上皇ご夫妻。「複雑性PTSD」と診断されたことに驚き、心配されていたといいます。結婚に伴う、晴れやかな儀式も行わないまま、10月26日に秋篠宮邸をあとにします。面会で、どんな話をされたのでしょうか。
Q.上皇ご夫妻にとって初孫ですし、久しぶりにお会いできて、お互い嬉しかったでしょうね?
(山下晋司さん)
「眞子内親王殿下が上皇后陛下の皇居でやっておられたご養蚕を手伝いに行かれ、上皇后陛下から眞子内親王殿下にご養蚕のことを書いた手紙を出しておられるんですけど、2000字ぐらいある非常に長いお手紙をお出しになったり、そういった形で初孫ということもあるのでしょうけど、非常に可愛がってこられた方ですからね、残念というお気持ちは非常に大きいでしょうね。」
眞子さま30歳のお誕生日
10月23日、眞子さまは30歳に。皇族としての、最後の誕生日でもありました。誕生日のお祝いの行事は行われず、お住まいで家族水入らずの時間を過ごされたとみられます。
眞子さまは、公益社団法人日本テニス協会名誉総裁、公益社団法人日本工芸会総裁を10月26日に退職される予定です。日本テニス協会名誉総裁には、27日付で佳子さまが就任します。
Q.2人で歩いておられる映像を見ると、佳子さまも気を遣ってらっしゃるかも知れませんね?
(山下晋司さん)
「私もこういったお誕生日用の撮影っていうのは何度か行きましたけれども、お一人だとやはりどうしても難しいんですよね。笑顔ぎこちなくなったりする。ですからこうやって仲の良いご姉妹で撮影に臨まれるっていうのは非常にいいんですよ。撮る側としても非常にありがたいですね。自然な雰囲気が出ますし。ですから今回も特にあの最後の笑顔っていうのは、もう素晴らしくいいなと思いました。」
小室圭さんは2日連続で外出
週末、2日連続で外出した小室圭さん。10月23日は、黒いシャツに黒いジャケットと休日仕様のラフな姿。関係者によると「所用のため」出かけたといいます。24日は 一変、スーツにストライプのネクタイを締め外出。秋篠宮家のお住まいがある赤坂御用地を訪問し、眞子さまと6日ぶりに会いました。約7時間滞在した小室さん。26日の結婚や会見の準備のため訪問したとみられますが、眞子さまには どんなお誕生日祝いの言葉をかけたのでしょうか。
Q.結婚は延期され、小室さんがニューヨークに留学されましたが、それでも結婚の決意は変わらなかった。一連の儀式はされない、一時金もご辞退。眞子さまが秘められているご覚悟は相当なものだと思いますが?
(山下晋司さん)
「今回のご結婚は皇族としてというより、一私人としてという位置づけで。ただ記者会見は、皇族という立場にあったわけですからね、皇室を離れるにあたってのケジメっていうことなんでしょうね。」
Q.結婚会見でのすり合わせとか、どういうことをどちらが喋るだとか、相当打ち合わせをされたのでしょうか?
(清原博さん)
「想定問答といいますか、どう答えるかということですね。おそらくお2人で決められて、眞子さまは体調を崩されていますから、小室さんがどこまでサポートできるかってことをたぶん話されていると思いますね。」
天皇皇后両陛下のお気持ち
眞子さまは、10月22日に天皇皇后両陛下へご挨拶をされました。儀式としてではなく私的な形でのご挨拶となりました。そこには愛子さまも同席されて、1時間余り和やかな時間を過ごされたということです。天皇ご一家は、愛犬と一緒に眞子さまを見送られました。
天皇皇后両陛下のお気持ちについて、10月1日に宮内庁長官は「眞子さまがこれまで皇室の一員として様々な公的活動に真摯に取り組んでこられたことに対して、心からのねぎらいの気持ちをお持ちでいらっしゃいます。また、今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願っておいでです。」と述べました。
Q. やっぱり愛子さまもご同席されたということなんですが、佳子さまも含めて姉妹のようなご関係でしょうしね?
(山下晋司さん)
「愛子内親王殿下はご姉妹がいらっしゃらないので、眞子内親王殿下と佳子内親王殿下が二人のお姉さまという関係ですから。当然、御所を訪ねられたら愛子内親王殿下もご一緒されるのだろうなと思っていましたが、私的な和やかな雰囲気だったとは思います。」
小室さん母の元婚約者代理人は
小室さんの母の元婚約者の代理人が、10月22日にミヤネ屋が行った独自取材で、結婚前にトラブルを解決するならば「この土日がラストチャンス」と話していましたが、10月24日の取材では「元婚約者はこの土日は小室さんとは面会していない」と明らかにしました。
Q. 元婚約者の代理人の方は、全く話が進んでない、ただ1週間ぐらいは会うことはないのではというところで、この1週間という期間が出てきたっていうのは?
(山下晋司さん)
「これは元婚約者の窓口の方がおっしゃっていることですけども、言えないことだって当然あるはずなんですよね。会ってないと言いながらも実は先方の代理人弁護士と会っていたとかっていうこともありましたし。ですから私はこのままは受け取っていません。逆に言うと、変な言い方ですけどウソをついていてほしいなって気持ちはあるんですよ。先日、元婚約者にお会いした時にも『言えないこともある』と仰っていたので、それが本来の姿だと思っていますので。代理人は記者の方ですから、マスコミには対応しなきゃいけないというのは当然あると思うのですが、何でもかんでも正直に仰っていることはないでしょうし、出来ればウソであって欲しいと思っています。」
Q.小室さん側からみると、元婚約者の方も弁護士をたててくれればもっと話は進んでいったのですか?
(清原博さん)
「全く、その通りですね。やはり交渉事というのは、交渉途中をメディアに流されちゃうとなかなか交渉は進まないですよ。双方の代理人が弁護士になれば、それぞれ守秘義務ありますから、交渉してもメディアに漏れることはない。だから話はまとまりやすかったと思う。もし交渉の進展が仮にあったとしたら、おそらく、このことはメディアに言うなということは双方が合意しているはずです。ですからメディア的にはですよ、何も会っていません、何も進展していません、というけれども、もしかしたら水面下でも進展していて、実は明日の記者会見で『実はもう元婚約者の方と解決に至りました』というひと言があるかもしれません。」
Q.進展とか進捗があるとするなら、小室さんご自身が発言する?
(清原博さん)
「そうですね、おそらく簡単に『解決しました』と、ひと言だと思います。詳しい内容は話されないと思いますね。」
小室圭さんが論文コンペで優勝
ニューヨーク州の弁護士会が主催するコンペで優勝した小室さんの論文。タイトルは「ウェブサイトへの接続におけるコンプライアンス問題と起業家への影響」と難しそうなもの。その内容は、「起業家が自分でウェブサイトを作ると法的な落とし穴に陥りやすくなります。自分たちがどんな法的リスクを負っているか、それにどう対処するべきかわからないことが多いのではないでしょうか」と事業を始める際の法的な注意点を指摘。そして、具体例として、「例えば、オリジナルブランドのコーヒー豆がエチオピア産なのに、コロンビアン・コーヒーと名付けると、原産地を誤って表現することになるので使用するべきではありません」ということなどが書かれています。
この論文の、どのような点が評価されたのか。ニューヨーク州で勤務する茂木(もてぎ)紀子弁護士は、「構成面でも内容面についてもすごく読みやすい文章だなと思いました。ビジネスをオンラインでされる場合には注意されるべきことを簡潔に、いろんな側面から述べられている感じがします」。論文の独自性、わかりやすさなどが審査基準となっていて、実は、小室さん、2020年もこのコンペで準優勝に輝いていました。
結婚目前に、飛び込んできたおめでたいニュース。今回の受賞は、今後、ニューヨークで仕事をするうえでどれだけプラスになるのか。茂木紀子弁護士によると、「ニューヨーク州の弁護士会のビジネスローセクションが行っているコンペティションということで、かなり知名度が高い賞になりますから、経歴の上で目を引く実績と評価されると思う。お客様から信頼を得やすいとか、仕事の手助けになると思う」ということです。
Q.小室さんの論文については?
(清原博さん)
「私、この論文を全部読んだんです。私なりに凄いなって高く評価できる点は、小室さんはこういうふうにウェブサイトを立ち上げる時に、例えば障害者の方、目の見えない方とかね、そういう方もウェブサイトをご覧になるわけだから、そういった障害者の方でも分かりやすい、読みやすいそういうウェブサイトを作るように心掛けなさいよと。そうしなかったらアメリカの場合には、障害者の方から、これは読みにくい、分かりにくいと訴えられる可能性がありますよということを指摘されていて、なるほどねと。つまりビジネスだから金もうけするだけじゃないよと。企業の社会的責任としてですね、やっぱり多様性ある社会ですからいろんな方がご覧になられる。障害者の方にも配慮してウェブサイト作りなさいっておっしゃっているので、今の時代に合致したアドバイスだと思いましたね。」
Q.一日の勉強時間は凄まじい?
(清原博さん)
「小室さんの場合は、ふだんのロースクールの予習、復習ですよね。そして司法試験の準備の勉強、なおかつ今回のコンペの論文書くと。3つ同時並行でやるわけですからこれはもう本当に努力の塊ですね。」
Q.小室さんのニューヨーク州司法試験の結果は11月10日までに分かると。合格率は日本の司法試験よりかなり高いですね?
(清原博さん)
「日本は25%ぐらいですから、ニューヨーク州は高めだと思います。しかも小室さんはフォーダム大学を優秀な成績で卒業されたと聞いていますので、おそらく、もう間違いなく合格されるだろうと思いますけどね。」
Q.就職したら、もの凄く忙しい?
(清原博さん)
「これはもう、そうですね。特に大手の法律事務所に入りますと、給料は高いんですよ。給料高いかわり、長時間労働を強いられるので。これ本当にですね、実はプライベート時間を確保できるのかなっていうところでちょっと心配ですけどね。」
Q.クライアント、お客さんを自ら取ってきてくださいというのは何年目から?
(清原博さん)
「やっぱり5年目、6年目以降ですね。なかなか最初から人脈広がりませんから。まずは最初のうちは仕事に慣れる、仕事の要領を得るというということが中心でして。少しずつ人脈広げて、お客さんをとりにいく、5年後、6年後です。ニューヨークは能力主義ですから、競争です、激しいです。」
ニューヨークでの生活は?
Q.小室さんの金銭問題もありますが、眞子さまにお元気になっていただいて、幸せに結婚生活を送っていただくのが、ここまで来たら一番ですね?
(清原博さん)
「まったく、その通りですね。眞子さまが健康を害されているという報道を聞いてびっくりしたんです。このままニューヨーク行かれて、どうされるのかなと。ニューヨーク行って本当に孤独で一人でさみしく過ごされたらもっとどうなるかなと心配でしたから、体調を整えられてニューヨークの生活を楽しめるようにしていただきたいなと思いますよ。」
Q.楽しもうと思えば、ニューヨークは世界一楽しめる場所でしょ?
(清原博さん)
「ものすごく楽しいですよ。世界中からいろんな人が来ますから、毎日が新しいことの発見、新しい出会いですから、これほど楽しいことないですよ。お金はかかるけども、人との出会いですよね。いろんな価値観の人が世界にいるのだなっていうことが発見できて毎日ワクワクしますね。」
秋篠宮さまの思いは?
Q. 自分の娘さん、長女送り出すという秋篠宮さまの思い、それもニューヨークにお住まいになるっていう思いっていうのは、ちょっと複雑な思いも正直おありになるでしょうね?。
(山下晋司さん)
「そうでしょうね。以前、記者会見で『皇室にとどまるっていうことではなくて、物理的に結婚後も近くにいてくれればいいな』ということはおっしゃっていましたけれど、それがアメリカですからね。相当遠くなってしまったというふうには思いますね。親としては、普通なんでしょうしね。特に秋篠宮殿下と眞子内親王殿下は、もうほんと仲のいい親子で。例えば、秋篠宮殿下と佳子内親王殿下はお2人で海外旅行をされてないんですけど、眞子内親王殿下とは3回もされていますし。お互い非常に信頼し合ったといいましょうか、ですから秋篠宮殿下もお気持ちとしては近くにいてほしいというのはあるんでしょうけれども、これはもう仕方ないですね。眞子内親王殿下ご本人が決めたことですから。そこは殿下も尊重されるしかないっていうところでしょう。」
(情報ライブミヤネ屋 2021年10月25日放送)


