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元宮内庁職員・山下晋司さん

【独自解説】小室夫妻がついに渡米 “金銭トラブル”も電撃解決 元・宮内庁職員「念願のニューヨークでの生活、お2人で力合わせて幸せになっていただければ」

小室夫妻が渡米、“金銭トラブル”解決

 11月14日、アメリカ・ニューヨークに到着し、新天地での生活をスタートさせた、小室眞子さんと圭さん夫妻。出発の2日前には、小室さんの母親の元婚約者と“金銭トラブル”の解決で電撃合意。面会の場では、いったい何があったのでしょうか?その裏側をミヤネ屋が独自取材しました。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんと、国際弁護士の清原博さんが独自解説します。

2人揃って日本を出発

 結婚に関する一切の儀式を行わず、一時金を辞退する選択をした“異例の結婚”から半月あまり…その間、小室さんの司法試験“不合格”に、祖父・川嶋辰彦さんの死去とあわただしい日々を過ごしてきました。そんな中、渡米を控えた11月13日、眞子さんは一人で秋篠宮家のお住まいへ里帰り。滞在時間は約6時間半。日本での“最後”の日に、家族水入らずの時間を過ごしたとみられます。

Q.眞子さんが赤坂御用地へ里帰りされたのは、最後のお別れの挨拶ですか? 

(元宮内庁職員・山下晋司さん)
「そうでしょうね、ご両親、妹、弟に最後にお会いになる。今度いつごろ日本に帰ってこられるのか分かりませんし、最後の最後で金銭トラブルのこともあったのかも分かりませんけど、ご挨拶っていうことで、訪ねられたのでしょうね。」

小室夫妻 渡米

 小室眞子さん、圭さん夫妻は、11月14日午前8時すぎ、結婚後20日間滞在したマンションを出発。羽田空港の出発ロビーには、小室夫妻の姿を一目見ようと多くの人がつめかけました。ところが2人はロビーを通らず、別のルートで搭乗ゲートに。長旅に備えてか、小室さんは、ニットのカーディガン姿というカジュアルな服装。胸元には「スター・ウォーズ」の人気キャラクター、ダース・ベイダーが。眞子さんは、長い髪をおろし、紺色のニットに黒いワイドパンツ姿。この日のために新たに取得した赤いパスポートを手に、自らスーツケースを引き搭乗口へと向かいました。本人確認のため、眞子さんもマスクを外す場面も。その下には、笑顔が。居合わせた人々に見送られ、飛行機へと乗り込んだ2人。一方その頃、展望デッキには見送りの人だかりが。懸命に写真を撮る人の姿もありました。

ニューヨークに到着

 午前10時半ごろ羽田空港を出発。日本時間、14日夜10時半すぎに小室眞子さん・圭さん夫妻を乗せた飛行機がニューヨークのケネディ国際空港に到着。約30分後、ニューヨーク市警や空港の警備職員に先導され報道陣の前に姿を見せました。2人は一般の乗客とは別のルートを通って空港の外へ。

(記者)
「長旅、お疲れ様でした。新生活に向けて抱負をひとこと伺えますか?」

 記者の問いかけに対し2人は軽く会釈。縦に並んで黙々と歩いていましたが、空港を出ると待っていた関係者に会釈し、手を振る眞子さん。長旅の疲れを感じさせない笑顔で何度も何度もお辞儀していました。そして、その様子を見守っていた小室さん。車に乗り込む際、眞子さんを先にエスコートした後、頭をぶつけるアクシデントも。その後、頭をおさえ、2人で笑いながら話をしていました。そして、小室さんが窓を開けると2人そろって再び、関係者にお辞儀。慣れない土地での生活に対する不安を一切感じさせない満面の笑みを見せました。

 小室さんは2022年2月、不合格だったニューヨーク州の弁護士試験に再挑戦する予定で、激務の仕事に加え、勉強にも励むことに。ついに新天地での二人三脚の生活がスタートします。2人が夢見たニューヨークでの新生活がいよいよ始まりました。

“金銭トラブル”解決

 無事ニューヨークへ飛び立った2人。結婚から約20日間かけ、着々と渡米準備を進めてきましたが、その中には長年懸案だった“あの問題”も。

 2018年2月、延期が発表された眞子さんと小室さんの結婚。きっかけとなったのが、この3か月前に報じられた小室家の“金銭トラブル”でした。当時、婚約していた男性から約400万円の金銭的支援を受けていた小室さんの母親。その後 婚約を解消、返済を求める男性に対し、小室さん側は「贈与」との認識を示していました。2021年4月には、小室さんは28ページに及ぶ文書を公表。その後…

(小室圭さん)
「借金の返済としてではなく、解決金を渡す形で解決する意向がある。」

 10月26日の結婚会見でも…

(小室圭さん)
「解決に向けて私ができる限り対応したいと思います。解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。」

 解決金を渡す意向があることを示していた一方、元婚約者側は…

(元婚約者の代理人)
「金銭問題を解決したいとして、佳代さんと圭さんからの説明を求めてきたが返事はない。」

 双方の間で解決法をめぐり大きな溝が生じていました。そうした中、実現した小室さんと元婚約者との“電撃面会”。

元婚約者と解決で合意

 11月12日の夜、都内の弁護士事務所に姿を現した小室圭さん。そして、母親の元婚約者。“金銭トラブル”が報道されて以降、ついに2人の面会が初めて実現しました。

 約1時間半に及んだ面会は、双方の代理人によると元婚約者が、小室さんから提案された「解決金」を受け取ることで両者が“金銭トラブル”の解決に合意したといいます。その金額は、約400万円。これは元婚約者が 小室さん側に「貸した」と、返済を求めていた金額で、近く振り込まれる予定だといいます。面会の最後、小室さんと元婚約者は握手を交わしたといいます。

 長年引きずってきた問題に、渡米2日前にしてようやく区切りをつけた小室さん。交渉の場で何があったのでしょうか? 

Q.この短い時間で解決するのは難しいと思っていましたが、電撃的な合意は驚きましたね?

(山下晋司さん)
「会ったのは金曜日とはいっても、私はおそらく合意文書の内容で相当やり取りがあっただろうと思っています。要はどういう合意を交わすのかですよね。金額のこともあるでしょうし、今後、例えば口外しないだとか、条件だとか、いろんなものがあって、そこをどう詰めるのに結構時間がかかっていたんだろうなと思います。ただ、それを渡米の前までにはなんとかしたいっていう双方の気持ちがあったんでしょうね。おそらくその合意文書の内容が確定して、最終的にサインするっていうそういう流れだったと思いますね。」

国際弁護士・清原博さん

Q.この期間に合意するのには、水面下でのやり取りなしに決めてくださいという訳には行かないですよね?

(国際弁護士・清原博さん)
「そういう可能性もありますが、私は今回やっぱり水面下の交渉は今までなかったと。もちろん合意書とありましたけれども、法律事務所ですから法律事務所は合意書のひな型は既に持っているので。書面を作るのは5分程度できるんですね。ですからその場で交渉して決まったことをすぐ書面化できますから。おそらく私は事前の書面のすり合わせはなかったと思っているのですけどね。」

山下晋司さんの見解

Q.山下さんは「ギリギリのタイミングで双方が歩み寄った結果だ」と仰っていますが?

(山下晋司さん)
「今後、ニューヨークに行かれた後まで交渉を続けていかれるのか、私は疑問に思っていたんです。直接会うということもできないわけですし、変な言い方ですけど、交渉中ですと言いながらも、ほったらかしにされるっていう可能性もあるじゃないかと思っていたんですよね。週刊誌等の報道も、結婚して渡米と一段落をしたところで、あまり関心を持たなくなる可能性もあるわけですよ。そうすると元婚約者の方が場合によっては一人取り残されるみたいな形になるかもしれないと。ですから、インタビューした際に『その辺をよくお考えになったほうがいいですよ』っていうお話したんです。『この秋が最後のチャンスじゃないですか』と。ですから渡米される直前、ギリギリのところで決着したんでしょう。」

ミヤネ屋独自取材に元婚約者の代理人は

独自取材 面会実現の経緯

 ミヤネ屋の独自取材に対して元婚約者の代理人は、「面会当日(11月12日)朝まで実現するとは思っていなかった、出国直前ということもあり半ばあきらめていた」と明かしました。時間や場所が決まったのも当日。元婚約者は、面会前は緊張した面持ちでした。面会後は疲れからかぐったりした様子で、土、日も寝込んでいたようだということです。元婚約者本人はいろんな思いがあると思うが、決着してよかったということです。

独自取材 解決金について

 400万円といわれる解決金ですが、振り込みの期日や一括なのか分割なのかは書類には記されていなかったということです。また、11月15日午前時点で振り込みは確認されていないということです。元婚約者の代理人の方は、「解決は厳密にいうと解決金が振り込まれたことを確認できたタイミングだと思っている」と話しています。

Q. 合意文書を作る上で、振り込みの期日、一括で払うか分割で払うのかっていうのは書面に記してもよさそうな気はするんですが?

(清原博さん)
「必ずしも書面に明確に書く必要はないと思うんですね。400万円あまりを払うということさえきちんと書かれていれば、具体的にいつ、どういう形で支払うかというのは後日調整することもありうると思います。ですから今日の段階で振り込みがもしないとしても、合意書の効力自体はサインした時点ですでに生じておりますから、小室さん側はお金を払う義務があると、契約上、合意書上はっきり言えるわけです。」

面会内容に守秘義務は?

 そもそも、元婚約者側が週刊誌に会見の詳細をもらすことは問題ないのでしょうか?国際弁護士の清原さんによると、「弁護士が立ち合う交渉で守秘義務を課さないことは考えにくい。たとえ守秘義務がなくても交渉の席の内容を漏らすことは紳士協定に反する。場合によっては守秘義務違反で、解決金の振り込みがストップする可能性も」ということです。

独自取材 守秘義務について

 ミヤネ屋の独自取材に対して、元婚約者の代理人は「交わした書面はあくまで金銭に関するもので、守秘義務に関する書類はなかった」ということです。

Q. こういうふうに署名を交わして弁護士が立ち会った場合に、これはもう水面下の話にしておきましょうね、出さないでおきましょうねっていうのは、いの一番に条件として出しそうなものですが?

(清原博さん)
「私もそう思いますよね。今回の件はメディア対応が小室さん側にとっても重要ですから、この『守秘義務のことは何も話し合わなかった』とは、ちょっと考えにくいと思うんですよね。本当に守秘義務に関することは何もなかったのかもしれないわけですが、憶測ではありますけれども、ただ、例え守秘義務が負わないとしても、紳士協定といいますかね、暗黙のルールといいますか、常識で考えれば交渉まとまった以上は、これ以上交渉の過程などはメディアなどにも出さないというのは一般的な考え方なんだろうなと思いますけどね。」

ニューヨークでの生活は

ニューヨーク生活のアドバイス

 国際弁護士の清原さんによると「ニューヨークに限らず、現地の日本人コミュニティはいろいろなアドバイスをもらえるありがたい存在。特に『夫人会』はつながりも強い反面、例えば現地駐在員の子どもたちに特別講師のボランティアを頼まれたり、催し物に参加するなど忙しいことも…」ということです。

Q. 海外では電気、ガス、水道から何から全部自分たちでやらなきゃいけないので大変ですね?

(清原博さん)
「全くその通りです。スーパーで買い物しようとしたら、どこのスーパーがいいか分からないわけですから、そういったことをやはり既に生活されている方々に少しでも教えてもらえると、とっても助かるんですよね。ありがたい存在なんですけれども、日本人コミュニティもボランティアで活動されているので、お世話になったら今度は逆に向こうのほうから『こういうイベントがあるから参加してください』とかいろいろ頼まれ事もありますので、それに対してどういうふうに付き合っていくのかなというところも考えなければいけないところはありますよね。」

「仕事」と「勉強時間」の両立はできるのか

 ニューヨーク州の司法試験に不合格だった小室圭さんは、2022年2月に再度、司法試験を受けることになります。

Q.ニューヨークの司法試験は難しいのですか?

(清原博さん)
「難しいですよ。もちろん勉強しなければいけないのですが、ただ小室さんは3年間、ロースクールでちゃんと勉強されたので、受かるだけの実力はあると思っています。仕事の手を抜くことはできませんので、あくまでも自分のプライベートの時間で受験勉強するしかないですから、なかなか厳しい状況だなと思いますね。ですから眞子さんがサポートしていただかないと、小室さんはなかなか勉強する時間が確保できないのかなと思います。」

Q. これで1つ決着を見たわけですから、あとは小室さんが弁護士になっていただいて、ニューヨークで楽しく生活をしていただきたいなと思いますよね?

(山下晋司さん)
「そうですね、念願叶ってやっと眞子さんもニューヨークでの生活が始まるわけですから、お2人で力合わせて幸せになっていただければいいですね。」

(情報ライブミヤネ屋 2021年11月15日放送)

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