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【仰天】“出演料”は約62億円!?ドキュメンタリー映画『メラニア』が公開 トランプ夫妻のプライベートな会話まで…“不仲説”払拭の狙いも?
2026年2月5日 UP
世界30か国で公開となったドキュメンタリー映画『メラニア』では、ファーストレディーであるメラニア夫人から見た、トランプ大統領の2期目の就任式までの裏側が描かれています。ホワイトハウスでの豪華な先行上映会や、ラスベガスの巨大スクリーンを使った広告など、巨額の宣伝費を投じた一大キャンペーンも展開。映画公開についてデーブ・スペクター氏が解説します。
■映画『メラニア』が公開 豪華な先行上映会に大規模広告キャンペーンも
2026年1月30日、世界30か国で同時公開となった104分のドキュメンタリー映画『メラニア』。製作・出資は『アマゾン』が行っています。1月25日の『CNN』によると、メラニア夫人の出演料などは約62億円で、1月23日の『デイリー・メール(電子版)』によると、初週末の興行収入は約15億円ともいわれています。映画の内容は、2025年の大統領就任式までの20日間の夫人を追った内容になっているということです。
Q.現役大統領のファーストレディーの裏側まで描いた映画は、今までありましたか?
(デーブ・スペクター氏)
「ジャーナリスティック的に、第三者が作るものはあったと思いますが、これは完全にメラニア夫人、あるいはトランプ大統領自身が仕切っています。ある意味では、プロモーションビデオの一環でもあると思います。結局、アマゾンのジェフ・ベゾス氏が、トランプ大統領と非常に仲良くしているので、一種のサービスではあります」
1月25日の『ロイター通信』によると、1月24日に、ホワイトハウスに豪華ゲストを呼んで、先行上映会が行われたといいます。トランプファミリーや、元プロボクサーのマイク・タイソンさん、ヨルダンのラーニア王妃、アマゾンCEOのアンディ・ジャシー氏、この映画の監督を務めたブレット・ラトナー氏などが招待されました。入場の際には、軍楽隊がゲストを出迎え、ハリウッド映画の音楽を演奏し、お土産にはオリジナルポップコーンボックスと、額入りの映画チケットがあったということです。
(慶應義塾大学大学院・武田秀太郎准教授)
「この試写会の日に、移民当局が一般市民を射殺して、全米で大抗議が起こっていたんです。そんな時に、こんな派手な試写会を行ったということで、参加した企業の不買運動が起こっているといいます」
Q.支持率が下がっているトランプ大統領には、この映画はプラスになるのでしょうか?
(デーブ氏)
「映画公開のタイミングは悪かったですが、選挙前で、しかも支持率が下がっているトランプ大統領にとっては、プラスに働くと思います。さらに、映画は息子のバロン氏のためでもあるのでは、とも言われています。今後、バロン氏が大物になり、いずれ大統領選に出るかもしれないので、その時に、このドキュメンタリーが役立つのではないかという声もあります」
そして、この映画は、メラニア夫人自ら設立した製作会社と、ドキュメンタリー専門製作会社の共同製作だといいます。
(デーブ氏)
「これによって編集権は100%自分で握ることができます。本来ならば、『アマゾンプライム』もありますから、配信でも良かったんです。でも映画館でやれば、アカデミー賞にノミネートされる可能性もありますし、やっぱり箔が付くんですよね。派手なプレミアショーとか色々やるので、配信だけだと、消極的に見えるんですよ」
さらに、街頭広告やテレビ・ラジオCMなど、大規模なキャンペーンを展開していて、ラスベガスにある球体型の巨大スクリーンでプロモーションも行われました。1月25日の『CNN』によると、宣伝費は合計で約54億円になるといわれています。
(デーブ氏)
「これは非常に画期的な設備で、この中でコンサートができます。中にも全面LEDがついていて、すごい場所なんです。お金を払えば、宣伝用に外側だけ宣伝できます。ラスベガスの新しいアトラクションとして、とても成功していますね」
■普段見られないメラニア夫人のレアショットにプライベートな会話まで…
映画の中でメラニア夫人は、「私がアメリカ合衆国のファーストレディーになる道のりにおける家族・ビジネス・そして慈善活動のことを、プライベートかつ飾り気のない形でお見せします」と語っています。実際に、2025年11月の大統領就任式や、長男・バロン氏との米国議会議事堂の式典参加の様子、大統領のそばで演説を補助する様子、ホワイトハウス移行に伴う複雑な準備の様子や、首都ワシントンへ再び家族と引っ越す様子なども写っているということです。
Q.メラニア夫人がトランプ大統領の演説を補助する様子は中々見ないですよね?
(デーブ氏)
「普段はあまり口出ししていないはずなんですが、このときは、カメラがあったから、喋った可能性もあります。ただ、ウクライナ問題なども、少しは自分が思っていることを言っているようです。ただ、頻繁にそういう話はしていなくて、しかも外向けには、ほとんどないです」
さらに、気さくにスタッフを呼び込む様子や、踊りながら歩く様子、身だしなみを整える様子などのレアショットもあるといいます。
そして、夫婦のプライベートな会話も写されています。大統領就任が決まった日、メラニア夫人がトランプ大統領に電話をする場面では…
(メラニア夫人)「大統領おめでとう」
(トランプ大統領)「見たか?」
(メラニア夫人)「まだよ。ニュースで見る」
といった、プライベートな会話もありました。
デーブ氏によると「不仲説もあった二人の親密な場面が多く登場していて、払拭する狙いもあるのでは。映画は3部作という報道もあり、すでに続編が、2026年後半に公開予定」ということです。
Q.3部作にできるほどのものがあるのでしょうか?
(デーブ氏)
「ビジネス夫婦とも言われていますが、やり取りはもちろんあるので、もしかしたら、かなり余分に撮影していて、あと1、2作はできる可能性はあります。ただその場合は、映画館ではなく、おそらく配信だけだと思いますね」
(「情報ライブミヤネ屋」2026年1月28日放送)


