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ハワイ在住リポーター サーシャさん

【独自取材】ハワイの“新型コロナ”現状 屋外マスク義務解除で賑わうが・・・

ハワイで独自取材


先月末、屋外でのマスク着用義務が解除されたハワイ。規制緩和が進み、街は賑わいを取り戻しつつあるのを受けて、日本の会社も動き始めました。誰もが海外旅行に行ける日も、近づきつつあるのでしょうか。

ハワイ在住でリポーター・モデルをしているサーシャさんが、ハワイから独自取材で現地の様子を伝えてくれました。

ハワイ在住リポーター サーシャさん

(サーシャさん)
「こんな賑わい見たのは1年半ぶり、2020年2月には全然見ていなかったのでびっくりしました。観光客にこの前お話を聞いたら、皆さんマスクをしなくていいっていうことで、すごく喜んでいます。ローカルの人たちは車で移動することがほとんどですが、用心深いので、車から出た時はマスクをつけて、買い物から戻ってきて車の中で外すという状態で、ほとんど皆、マスクをつけてますね」
「6月からハワイで(ワクチン接種の)キャンペーンをやっていて、2回接種したらウェブサイトに応募して、抽選で、航空マイレージ10万マイル、レストラン6000ドル食事券、高級ホテルのオーシャンフロントに泊まれたり、エアライン(航空券)50往復が当たるなどの内容です」

ワイキキビーチはいま

現在、アメリカ本土が夏休みということもあり、ワイキキビーチには多くの観光客が…。
さらに、街の方に行ってみると…。大勢の人が行きかうメインストリートのカラカウア通りでは、ほとんどの人がマスクをせず…。

というのも、ハワイでは、5月25日、屋外でのマスク着用義務が、ついに解除。この状況を街の人は…

(アリゾナ州からの観光客)
「ほんとにありがたいよ。マスクをつけていると、とても窮屈で息苦しいからね。みんな喜んでいると思うよ」
「規制緩和のおかげで 中心街に来てもようやく楽しめるようになったしね。素晴らしいことだわ」

6月15日からは、“ハワイの顔”でもある「ワイキキ・トロリー」が再開するなど、街はコロナ前の状態に戻りつつあるといいます。そして夕陽が沈み、夜になると…

ハワイで人気の日本食とは

活気を取り戻しつつあるハワイ(カラカウア通り/日本時間:6月24日)

(サーシャさん)
「いまインターナショナルマーケットプレイスの前を歩いているのですけど、見て下さい、 人がたくさん。コロナの時はたくさんお店が閉まっていたのでガラガラだったのに、今はこうやってすごく賑わっています、すごい人の量!」

ハワイが地元のサーシャさんですら驚くほどの人の数。こちらには、なにやら長蛇の列が…。ハワイの観光客を虜にしているのは…。なんと、日本でもお馴染みの「丸亀製麺(まるがめせいめん)」。ご覧の通り、店をぐるりと囲むほどの行列。並ぶ人に話を聞いてみると…。

(お店の行列に並ぶ人)
Q.どれぐらい待っているんですか?
「1時間ぐらい」
Q.1時間も!?地元の方ですか?それとも観光で?
「観光よ」

こちらの「丸亀製麺」、ホノルルでは考えられないほどのお値打ち価格で、味も抜群とのことから観光客を中心に大人気なのだとか。さらに、街を歩けば…

美声を響かせる女性ミュージシャンやブレークダンスをやっている人の姿も。“コロナ禍”とは思えないほど、活気を取り戻しつつあるハワイ。

ウォークイン接種って何?

ワクチン接種を後押しするキャンペーンも

そのきっかけとなったのが…。州民の1回接種62%、2回接種57.2%というワクチン接種率の高さ。

(サーシャさん)
「こちらのドラッグストアでは、もちろんお薬も買えるのですが、日常品のものも買えて、そしてこちらにあるようにワクチン接種を予約なしで、しかも無料で受けることができます」

Q.ウォークイン接種についてどう思いますか?
「素晴らしいと思うね。なかなか接種を受けられない国もあるのに、我々は予約なしでその場で受けられるんだから、とてもありがたいよ」

他にも、ハワイでは、スーパーや映画館などでもワクチン接種が可能で、ほとんどが予約なしで打つことができるといいます。接種完了の割合が70%を超えた場合は、すべての制限を撤廃すると発表されています。コロナ前の状態に戻るまで、“あとわずか”というところまで来ているハワイ。

超大型機に乗ってハワイ挙式

ハワイ渡航時に必要なもの

ハワイの状況が良くなりつつあるのに呼応するように、日本の航空会社でも大きな動きが…。全日空は、2021年8月に520人乗り、2階建ての超大型機、通称“フライングホヌ”をおよそ1年4か月ぶりに復活させることに。

日本からハワイへ渡航した場合、帰国後14日間の自主隔離が必要なため、まだまだハードルは高いかと思われたのですが…。ハワイ到着後の隔離免除が始まったことなどから、夏休みのハワイ旅行の需要拡大も期待できるため、今回の判断に至ったのだといいます。

原則、ハワイを訪れる外国人は10日間の隔離が義務。日本・韓国などからの渡航者の場合、ハワイ州指定の医療機関で発行されるPCR検査の陰性診断書(出国前72時間以内のもの)に加えて、アメリカ疾病対策センター提供の宣誓書、これらを保健局に提出すると入国時の隔離義務が免除されます。

日本に帰国時は、空港で誓約書、陰性証明書などを提出。抗原検査で陰性なら、ホテル・旅館か自宅で2週間自主隔離。隔離期間中は毎日アプリなどで位置情報を報告する必要があります。

ハワイ挙式 2021年9月から再開

そして、海外ウエディングの式場としても人気のハワイ。こちらの式場を運営する会社は、ハワイでの挙式を9月から再開すると決断しました。

(TAKAMI BRIDAL「ザ・テラス バイ・ザ・シー」 桑路賢治GM)
「2021年内に挙式をご成約されていらっしゃるお客様から、帰国後の自主隔離があったとしてもハワイで結婚式がしたいというお問い合わせを数多く頂くようになりましたので、我々としてはお客様のお声に応えるためにも、今回挙式再開への決断をいたしました」

Q:やっぱりハワイでの挙式はいいものですか?
「最高です!ぜひ多くのお客様にハワイウエディングを感じていただきたいです」

さらに、2021年12月に開催予定のホノルルマラソンでは、日本からの事前エントリーが、6月4日からすでに始まるなど、ハワイ渡航に向けた機運は高まるばかり。

私たちが再び海外旅行に行ける日も、“まもなく”ということになるのでしょうか…。

<第六段落タイトル>ハワイから独自報告
(サーシャさん)
「(日本人観光客がいなくて)寂しい。アメリカ本土の観光客はおみやげ文化が無いので、小売店とか苦しんでいて、ウエディングも再開しますが、下請けの人たちが困っていて、日本人観光客が来てくれるのを楽しみにしています」

(情報ライブ ミヤネ屋 2021年6月28日放送)

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