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ジョナサン・リンダーネシュト被告

【衝撃】LA山火事の放火犯、AIで『火災から逃げる群衆』画像生成など数々の“前兆” 重罪に問えないワケは?国際弁護士が指摘「因果関係を立証するのは困難」

 過去最悪といわれるロサンゼルスの山火事で、ジョナサン・リンダーネシュト被告が逮捕されました。損害賠償は?火災保険は?その衝撃の展開が明らかに…。

■米・ロサンゼルスの山火事 放火で男を逮捕

1月に起きた山火事

 2025年1月、米・ロサンゼルスで大規模な山火事が発生しました。死者は12人・建物などの被害は7800棟以上で、パリス・ヒルトンさん、キャメロン・マシソンさん、ドラマ『ゴシップガール』に出演したレイトン・ミースターさんなど、多くの著名人の住宅が燃える被害がありました。

ジョナサン・リンダーネシュト被告が逮捕

 そして10月、衝撃の展開が明らかになりました。放火(器物損壊)の疑いで逮捕されたジョナサン・リンダーネシュト被告は、1月1日、ロサンゼルスで火を放ちました。その時は消防によってすぐに鎮火されましたが、1週間後、くすぶり続けていた火が強風によって拡大したということです。

■山火事前に数々の“前兆” 損害賠償の可能性は?

自身で起こした火災を通報し撮影

 被告の携帯電話には、1月1日に火災を引き起こした際、緊急通報を行う様子を撮影した動画が残っていました。捜査員によると、「火災の鎮火に協力しようとした自分の姿を証拠として残そうとしていた」ということです。

チャットGPTに画像生成など依頼

 また、訴状によると、チャットGPTに「たばこが原因で火災が発生した場合、自分に責任はあるのか?」と質問し、2024年7月には、チャットGPTに「燃える森」「火災から逃げる群衆」などの画像を生成するよう依頼していたということです。

3つの罪で起訴

 さらに、1月24日には、捜査員に“まだ公表されていなかった”火災発生場所を話していました。『ロイター通信』によると、ロサンゼルス連邦大陪審は、器物損壊罪に加えて州が使用する資産への放火罪・木材放火罪の2件を追加して起訴しました。有罪の場合、最低5年・最高45年の禁錮刑となります。

国際弁護士・吉田大氏

 国際弁護士・吉田大氏によると、「放火による死者を出した罪には問われていない。もし殺人罪を立証できれば死刑になる可能性もある」といいますが、「最初の放火と1週間後に広がった火災による死者の因果関係を立証するのは困難」ということです。また、損害賠償を請求される可能性について吉田氏は、「被告に支払い能力はないと思われる。結局、損となる可能性の高い巨額の賠償請求訴訟は、提起されないのでは」と話しています。

■火災保険は支払われる?

カリフォルニア州の保険会社は「拒否」

 『CNN』によると、カリフォルニア州の保険会社は、火災保険について、ここ数年山火事のリスクが高いと判断した州内の大部分で新規契約を拒否していて、住宅所有者契約の更新も拒否しています。そのため、吉田氏によると「今回の山火事では保険対象外の家が多かった。家の持ち主は大損を強いられることになる」ということです。

(「情報ライブ ミヤネ屋」2025年11月27日放送)

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