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“コンビニ富士山”の迷惑観光客、再び

【無法】“コンビニ富士山”で再び増加する迷惑観光客 日本のルールはお構いなし?“文化の違い”に地元困惑

 秋の行楽シーズン。色づき始めた紅葉と雪化粧した富士山をカメラに収めようと、山梨・富士河口湖町にはたくさんの観光客が訪れていました。そして、同じ富士河口湖町で外国人観光客に人気の“あのスポット”にも…。

“コンビニ富士山”の景色

 コンビニ越しに富士山が見られる、いわゆる“コンビニ富士山”です。2024年、この景色がSNSで話題となり、多くの外国人観光客が押し寄せました。しかし、危険な道路の横断やゴミのポイ捨てなど、外国人観光客によるマナー違反が大きな問題に。

幕が撤去されると再び迷惑行為が横行

 その対策として、町は2024年5月、富士山への視界を遮る高さ2.5メートルの幕を設置しました。いったんは鎮静化したものの、同年8月に台風の接近などを受けて幕が撤去されると、再び危険な横断など迷惑行為が横行するようになりました。

視界を遮らない新たな幕

 そのため、2025年8月、町は再び幕を設置しました。しかし、新たな幕は高さ約1.4メートルと視界が遮られないため、何人もの外国人観光客が幕越しにカメラを構えるようになりました。

外国人観光客であふれ返る歩道

 町によると、観光客の危険な横断を防ぐため、フェンス代わりに幕を設置したといいます。しかし、11月3日に再び取材すると、横断歩道ではない場所で道路を横断する人が後を絶たず、幕が張られた歩道はカメラを構えた外国人観光客であふれ返っていました。

車が走っている車道でポーズを…

 また、車道にはみ出したり、自転車で走りながら片手にスマホを持ったりして、道路上で危険な撮影をする人も。ある外国人男性は、我が物顔で道路の真ん中に立ってポーズを取り、その後も車が走っているにもかかわらず何度も車道を横断するなど、危険極まりない行為を繰り返していました。

日本のルールはお構いなし

 日本のルールなんてお構いなしの、迷惑な外国人観光客たち。しかし、彼らに話を聞くと、「私たちは慣れているから大丈夫。車が来なければ渡る。ちょっと危ないけど(ポルトガルから)」「車が来たときは危ないけど、仕方ない。少しぐらい危険を冒さないと富士山が見られないから(フランスから)」など、驚きの言い分が聞かれました。

パックン氏

Q.オーバーツーリズム問題について、どう思いますか?
(パックン氏)
「各地の住民の方々は大変な思いをしていると思いますが、難しいのは、驚きの言い分として紹介されていたことが、その人にとっては“当たり前のこと”なんです。僕が7月にアメリカに帰ったとき、まず驚いたのは、横断歩道がない場所でも、歩行者信号が赤になっていても、みんな横断することです。僕は『やばい、警察官が見ている』と思いましたが、警察官も無理な横断をしていたんです!だから、それが当たり前の文化の国から来ている観光客にとっては、ルールと言われてもピンと来ないんだと思います」

フリーキャスター・伊藤聡子氏

(フリーキャスター・伊藤聡子氏)
「“日本=横断歩道ではない道や赤信号で渡ると罰金を取られる国”と拡散して、取り締まったほうが良いと思います」

マナー違反への抜本的な対策は…

 収まる気配がない“コンビニ富士山”のマナー違反。地元住民が安心して暮らせる抜本的な対策はないのでしょうか…。

(「情報ライブ ミヤネ屋」2025年11月4日放送)

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