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【独自解説】大谷翔平選手にささやかれるトレードの噂…大本命はオーナーが総資産2兆円のあの球団!?来季移籍の可能性を専門家が解説
2023年4月6日 UP
MLBに日本人選手がそろい踏みとなった4月5日。WBCで大活躍のレッドソックス・吉田正尚選手がスタメン出場し、さらにパドレスのダルビッシュ投手をはじめ、日本人投手3人が同じ日に先発登板を果たしました。そして、今やその一挙手一投足に世界が注目するエンゼルス・大谷翔平選手も、3番DHでマリナーズ戦に出場しています。誰もが活躍を期待する一方で、その大谷選手にささやかれるトレードの噂…はたして真相は?スポーツジャーナリストの生島淳氏が解説します。
今季終了後にFA権を取得する大谷選手ですが、現在複数の球団が獲得を模索しているようで、生島氏によると「大本命は、ニューヨーク・メッツ。豊富な資金力で、オーナー自ら獲得の意思も示している」ということです。メッツは、MLBの人件費ランキングがダントツの1位という球団で、日本円で約480億円と、2位のヤンキースに100億円近い差をつけています。そのメッツのコーエンオーナーは、ヘッジファンドの創設者であり、総資産2兆円と言われていて、2020年にメッツを、アメリカのプロスポーツ史上最高額の2500億円で買収しました。今シーズンも、千賀滉大投手を5年・総額約103億円で獲得しています。3月のWBC東京ラウンドにも現れていて、「大谷選手獲得に向けて来日したのでは?」といわれています。
Q.FAとなると、大谷選手の年俸を払える球団は限られてきますよね?
(スポーツジャーナリスト生島淳氏)
「大谷選手の年俸は、60億円ぐらいになると言われています。日本球界では、ソフトバンクの全選手の年俸総額が70億円ぐらい、巨人・ヤクルト・DNAが40億円以上と言われていますので、日本の球団1つと大谷選手1人の年俸が同じくらいになります。ですから、資金力が豊富なところでないと大谷選手の獲得は難しいですね。私はメッツと言いましたが、もちろんエンゼルスが、良い成績を残せれば最有力だと思います。6~7月でのエンゼルスの成績にかかっています」
Q.7月の時点で、エンゼルスにプレーオフ進出の可能性がないとなれば、大谷選手のトレードはあり得ますか?
(生島氏)
「エンゼルスとしては、FAで来シーズンの大谷選手との契約が見込めないとなれば、将来への投資として、他球団の有力選手とトレードすることもあり得ます」
Q.他球団の有力選手に、若手選手を6~7人付けるような感じでしょうか?
(生島氏)
「大谷選手には、それくらいの価値はありますね。できればエンゼルスには頑張ってほしいのですが、6~7月で勝率5割を切っているようだと、ますますアメリカのメディアで、大谷選手のトレードのうわさが飛び交うようになると思います」
Q.ダルビッシュ投手のいるパドレスも資金力があると聞きますが?
(生島氏)
「ドジャースと同じ地区ですが、パドレスもここ2~3年資金を投入して、ドジャースとライバル関係になりつつあります」
Q.大谷選手が西海岸を希望したら、パドレスが第一候補になりませんか?
(生島氏)
「資金力があるので、可能性はありますね」
(情報ライブミヤネ屋2023年4月5日放送)


