記事

眞子さま 年内に結婚の方向で調整

【独自解説】眞子さま年内ご結婚へ… 皇室ジャーナリスト&国際弁護士に聞く「ここが知りたい!」

専門家に聞く、眞子さまご結婚にまつわる疑問

秋篠宮家ご夫妻の長女、眞子さまが、小室圭さんと年内に結婚される方向で調整が進められていることがわかりました。結婚に伴う儀式は行われず、結婚後、眞子さまはアメリカで小室さんと生活される見通しです。皇室ジャーナリストで元宮内庁職員の山下晋司(やました・しんじ)さんと、ニューヨークで弁護士として活動した経験がある国際弁護士の清原博(きよはら・ひろし)さんが、なぜこのタイミングなのか、どんな結婚生活になるのかなど、眞子さまご結婚にまつわる疑問に答えます。

これまでの経緯

これまでの経緯

婚約内定会見から4年。関係者によると、小室圭さんと年内に婚姻届を提出する方向で調整が進められているということです。結納にあたる「納采(のうさい)の儀」や、天皇皇后両陛下にお別れの挨拶をする「朝見(ちょうけん)の儀」など、結婚に伴う儀式は全て行われない見通しです。そうなれば、戦後の皇室で初めてのことになります。さらに、女性皇族が皇室を離れる際に支給される「一時金」については、眞子さまは辞退される意向。受け取らないか、受け取っても公的な機関に寄付されることなどが考えられるということです。

婚約内定会見から3か月後、小室圭さんの母・佳代(かよ)さんと元婚約者との“金銭問題”が明らかになりました。記事によると元婚約者は婚約期間中、母・佳代さんに頼まれ生活費や小室さんの学費など、およそ400万円を提供。しかし、その後、2人は婚約を解消。元婚約者は佳代さんに返済を求めたものの応じてもらえなかったというのです。これを受け、宮内庁は、お二人の結婚の延期を発表しました。小室さんは、国際弁護士資格の取得を目指し、アメリカ・フォーダム大学のロースクールに留学しました。2021年7月、小室さんは ニューヨーク州の司法試験を受験。合否は、12月中旬までに発表されるということです。眞子さまもアメリカに行かれる見通しですが、どんな生活を送られることになるのでしょうか。

なぜこのタイミング?

皇室ジャーナリスト・元宮内庁職員の山下晋司さん

Q.このタイミングでの結婚をどう思いますか?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「私自身は、もう2020年の11月からずっと、2021年の秋には結婚されるだろうっていうのを言い続けてきているので、そういう点ではまあ思ったとおりというか予想どおりの流れです。」

結婚に対する“お気持ち”

Q.結婚時期に向けてのスタートはいつ?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「スタートは、2020年11月13日に出ました眞子内親王殿下のお気持ちの文書ですね。“公”のお姿が見えず“私”が前面に出ているというこの文書を拝見しますと、何があっても結婚しますという非常に強いお気持ちが伝わってきます。ですから、私はこの文章を拝見したときに、これはもう1年以内だと思いました。」

眞子さまの結婚について

「色々準備も整った結果、この秋の結婚っていうふうに私は見ていなくて、秋の結婚というものに向けて、いろんなことが行われてきているなというふうにずっと感じて今日まで来ています。2020年11月に秋篠宮さまが結婚を認めると仰った段階で、もう2020年の秋の結婚というのは、もうお決めになっていたのだろうと思っています。」

結婚に伴う儀式はどうなる?

結婚に伴う儀式

Q. 結納にあたる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下にお別れの挨拶をする「朝見の儀」など、結婚に伴う儀式は全て行われない見通しについては?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「儀式がいくつかありますが、実はその結婚に関するものと皇籍離脱に関するものが一緒になっています。『納采の儀』、『告期の儀』、『入第の儀』というのは、結婚に関するもので、『賢所・皇霊殿・神殿に謁するの儀』と、『朝見の儀』というのは、結婚に関するものっていうより、皇籍離脱に関するものです。ですからその『納采の儀』、『告期の儀』は秋篠宮殿下がおやりになるか、お決めになるものですけれども、『賢所・皇霊殿・神殿に謁するの儀』と『朝見の儀』は秋篠宮家の行事ではないです。それもやらないという報道を私も見たのですが、意外に思いました。この2つは眞子さまお一人でおやりになるだろうと思います。天照大神、ご先祖の皇族方、八百万の神、そういった方々に、皇室を離れますというご挨拶されるのです。それをされないっていうのは、私はあり得ないというふうに言ってもいいぐらいに思っています。」

小室家の金銭トラブルの解決は?

国際弁護士・清原博さん

Q.小室家の金銭トラブルについては、どう思いますか?
(国際弁護士 清原博さん)
「動いてないのだと思います。小室さんが公表した28ページの文章、小室さんの正当性を長々と述べていますので、あれを見た瞬間、元婚約者の方は、とてもじゃないけども、解決金を払うと言われても受け取りたくないという気持ちもあるのではないかと思います。ですから小室文書を出した後に、小室さん側が急に解決金を払いますというふうに気持ちを変えた、なぜそう変わったのかということを小室さん側から丁寧に元婚約者の方に説明しないと、なかなかこの解決金を受け取るのは難しいだろうなという気がします。」

解決に向け元婚約者側は

Q.小室家の金銭トラブルは、お金より感情論になっている?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「比較的早い段階からそういう感じにはなっていますよね。小室さんのお母さまだとか小室さんに会いたいっていう理由がちょっと私もよく分からないです。弁護士が入っている場合に、その辺が分からないと普通は会わせないだろうと思うのですけれども、そのあたりの話し合いが出来ていないのだろうなとは思っているんですが、腑に落ちないというか不可解なところありますね。」

小室家の金銭トラブルをどう解決?

Q.弁護士と弁護士が話し合うと、落としどころを見つけやすい?
(国際弁護士 清原博さん)
「その通りだと思います。私も以前から、元婚約者の方が弁護士を代理人にした方が良いのではないか、その方が弁護士同士で話をして落としどころを見つけやすくなりますよということを言っていたのですけども、やはりなかなか弁護士を依頼するハードル高いようです。ただ今回、解決金を払うという、かなり小室さん側が譲歩してきたわけですから、これに対してやはり元婚約者の方が、それでもやっぱり何となく納得できないところ残っているということは、やはりお母さんとの関係、お母さんと何らかのシコリがあって、そこがやっぱり最後まで残っているから、解決に至りにくくなっているのかなという気はします。」

「一時金」はどうなる?

一時金を辞退する意向

Q. 女性皇族が皇室を離れる際に支給される「一時金」を辞退するという話がありますが?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「小室さんがお金目当てだというのも、今まで何度も言われてきているので、そういうことじゃないっていうことを、こういう行動で表したいということなのでしょうか。ただですね、ご本人が公式に仰っているわけではないので、そういうふうに仰ったらしいみたいな話なので、この辺のところは実際のところどうなのかっていうのは分かりませんが。」

一時金の支給

(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「眞子内親王殿下が辞退するっていう意思を示されるのは、ご本人の自由ですよ。でも国の責務といいますか、国の役割としては品位保持のためですから、そのご意向をどの程度、考慮するかという問題があると思います。法的にはゼロ円でも別に法的には違反ではないです。上限しかないのですよ。今までゼロだったという例はあります。戦後1回だけなのですけれども、昭和22年に11宮家、51方が皇籍離脱をされたときに、戦時中に軍籍にあった殿下方だけが一時金が出なかったのです。これは当時の状況からしても、まだ戦争が終わって2年ぐらいしか経っていなくて、色々な問題の決着ついていない時に、軍籍にあった皇族に税金から一時金を出すというのは、できなかったものですから、そのときはゼロ円でした。あとは経済会議のメンバーがどう判断するかです。」

アメリカでの生活はどうなる?

アメリカでの結婚生活は?

Q.眞子さまは結婚したらアメリカで生活するのですが、小室さんはアメリカの司法試験に合格する可能性は高い?
(国際弁護士 清原博さん)
「私は高いと思います。小室さんは7月に受験を終えられて、もう合格の手応えを感じていると思います。そして就職でアメリカの法律事務所が上がっていますが、通常ロースクールの卒業時に既に内定をもらっていることが多いです。ですからおそらく小室さんもどこかの法律事務所から既に内定を受けているということで、就職の問題がないだろうと。ただ小室さんがアメリカで働くための就労ビザを、いまビザを取るのが難しいのできちんと取得されているのかなっていう点だけはちょっと心配しています。弁護士でも弁護士として働くのにビザが必要で、それがなかなか手に入らないので皆さん苦労されているのです。」

Q.ニューヨークは非常に物価が高い街ですけれども、だいたい弁護士の方で1000万円ぐらいの年収はあるそうですね?
(国際弁護士 清原博さん)
「事務所にもよると思うのですが、私の考えですと、小室さんは初任給年収2000万円以上だと思います。というのは、小室さんは以前、論文で会社の資金調達について書かれて優秀な表彰を受けましたので、やはり会社法とかあるいは金融とか証券こういった分野に非常に興味があって、そこに進むと思うのです。この分野というのはニューヨークではもう本当に花形の弁護士分野で、ここに入ったらもう本当に超エリートですよ。そして、世界屈指の大手の法律事務所に就職するならば、初任給は最低でも2000万円です。ですから生活に困ることはないとは思います。ただ私は逆に心配なのは、高給取りになると、どうしても仕事も忙しいのですよ。事務所で寝泊まりして仕事をするような生活になりかねないので、そうなりますと眞子さまはニューヨークで一人ポツンと生活されることになるのではないかなと心配しています。」

Q.アメリカで眞子さま、小室さんに一定の警備はつくのですか?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「日本の警備当局がアメリカでは仕事できないので、当然、現地警察にお願いすることになるのでしょう。おそらく大使館、領事館経由で現地警察にこういう方いらっしゃるのでよろしくお願いしますみたいな話をすると思います。セキュリティーを自分で私的に雇われたり、家のセキュリティーシステムで契約されたりすると、当然自費で出すことになります。」

今後、お二人そろっての会見は?

Q.お二人そろっての会見はあるのですか?
(元宮内庁職員 山下晋司さん)
「会見はありえないと思っています。ここ数年の流れを見ていますと、小室さんは何やっても批判の対象というか。特に週刊誌も批判するために何かやってほしいみたいなところがあるので、そういうのは小室さんも当然分かっているでしょうから、そういう批判する材料を与えるようなことはおやりにならないでしょう。おやりになればいいと私も思っていますけども、まずそれはないでしょうね。」

(情報ライブミヤネ屋 2021年9月1日放送)

SHARE
Twitter
facebook
Line

おすすめ記事

記事一覧へ

MMDD日(●)の放送内容

※都合により、番組内容・放送日時が変更される場合があります。ご了承ください。

※地域により放送時間・内容が一部異なります。