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詐欺電話をまさかの方法で撃退!

ニセ警察官からの詐欺電話に“まさかの返し”で応戦!「警視庁に出頭します」詐欺相手が根負けした驚きの撃退法とは

 日々巧妙化し、増加の一途をたどる詐欺被害。警察庁のホームページによると、2025年に発生した特殊詐欺のうち、警察官をかたる詐欺の被害は約4割で、大きな社会問題となっています。そんな中、岩手県警はYouTubeでニセ警察官を撃退した際の音声を公開。そこには驚きの撃退方法が記録されていました。

■相手からの思わぬ返しに焦るニセ警察官…“ある男性”の驚きの撃退法とは⁉

『警察官』をかたる人物から電話

 ある男性のもとに“警視庁の警察官”をかたる人物から電話がかかってきました。

(ニセ警察官)
「高知県警のほうから、警視庁本部のほうに捜査協力の要請を受けて、ご連絡させていただきました。高知県警のほうで、“ニシノアヤカ”をはじめとする詐欺グループのマネーロンダリング事件の捜査を進めておりまして、主犯格の“ニシノ”を逮捕すると同時に、容疑者の自宅から大量の銀行カードと通帳を押収しております」

 押収されたキャッシュカードの中に男性名義のものがあり、資金洗浄(マネーロンダリング)に加担した疑いがかけられているといいます。

主犯格とのつながりを聞かれ…

(ニセ警察官)
「この逮捕している“ニシノアヤカ”と、何かお知り合いのご関係はありますか?」

 主犯格の人物とのつながりを確認するニセ警察官。もちろん男性に身に覚えなどありませんが…。

(男性)
「あるかもしれません」
(ニセ警察官)
「あっ…」

 なぜか関係があることをほのめかした男性。

焦りはじめるニセ警察官

 すると、

(ニセ警察官)
「ふざけないでくださいね。これ、あなたに関わることですよ。真剣にね、捜査に協力してくださいよ」
(男性)
「はい!あるかもしれません」
(ニセ警察官)
「あっ…。ち、ちなみに私のほうから言います。今、現在もね、これ…現在…あの、日本でこれ、
ニセ、あの…」

 予想外の返答に、しどろもどろになるニセ警察官。

電話を受けていた男性は…

 実は電話を受けたこの男性は、本物の警察官だったのです。そうとは知らず話を続けるニセ警察官。

(ニセ警察官)
「こういうね、警察になりすました『ニセ警察』みたいな詐欺が多いと思いますが、これ…あの…私…私のお話を聞いて、何に対して疑っているんですか」

(本物の警察官)
「いや、本当に、あるかもしれません。近くにいるので、警視庁に出頭します。名前に心当たりがあるので」

 男性に「関係ない」と否定してもらわないと話が進められないニセ警察官。ところが「関係あるかも」と主張する本物の警察官に、イラ立ちを募らせていきます。

「警察と思ってないでしょ?」

(ニセ警察官)
「警察と思ってないでしょ?ふざけてるんでしょう…分かってますよ。○○さんが岩手県っちゅうことも分かっております。「警視庁の近くにいます」って言って、「東京にいます」ってウソ言ったんですか?」
(本物の警察官)
「いや、ちょうど(東京に)来てたので大丈夫ですよ。行きますよ」

本物の警察官のペースに飲まれ…

(ニセ警察官)
「これ、はーん…早く電話を切りたくて「東京にいる」と言っていたら、後から不利になってきますよ」
(本物の警察官)
「今、本当に東京にいたので行きますよ」
(ニセ警察官)
「では…」
(本物の警察官)
「行きます」
(ニセ警察官)
「おう…」

 本物の警察官のペースに完全にのまれてしまったニセ警察官。

勢いに負けたニセ警察官

(本物の警察官)
「じゃあ高知県警に今、電話しますので切りますね」
(ニセ警察官)
「だからもう、うぉ…だから…私は、もう失礼します」

 ニセ警察官は最後までしどろもどろなまま、電話は終了。岩手県警は、この音声をYouTubeで公開し、ニセ警察官による詐欺への注意を呼びかけています。

元警察庁サイバー捜査課長・棚瀬誠氏

 元警察庁サイバー捜査課長の棚瀬誠氏は「警察が電話で容疑者と知らせることはない。警察と名乗る人物に対しては、役職・氏名・内線番号を聞くように」と話しています。

(「情報ライブミヤネ屋」2026年3月25日放送)

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