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　ブランド品から骨董品まで買い取る店、その名も「おたからや」。そこに集まるのは驚きのお宝と、一攫千金を夢みる人の姿。　宝飾品や純金製品など、高価なものは家にないというそこのあなた、今回「おたからや」に持ち込まれたのは、あなたのおうちにも眠っているかもしれないこちらのものです。

“テレホンカード”や“切手”眠っていませんか？

　鑑定を依頼しに来た40代の女性が取り出したのは、お菓子の缶に入ったあるもの…

（40代 女性）
「昔集めていたテレホンカードです」

女性が旅行に行ったときなどに集めていたという大量の“テレホンカード”です。東北三大祭りのひとつ「ねぶたまつり」、読売巨人軍の「日本シリーズ優勝記念」そして天皇陛下と皇后雅子様の「ご成婚記念」まで、もちろんすべて未使用です。そして続いて取り出したのは、2冊のアルバムです。中には大量の切手が収められています。

今回、鑑定士伊藤悠夏さんは、はたしてどんな鑑定結果を出すでしょうか…

（40代 女性）
「20万円くらい欲しいですね…」

女性の希望金額は、テレホンカードと切手を合わせて20万円です。

（40代 女性）
「子どものお金ですね…食費と大学のお金がすごくかかるので…」
（鑑定士　伊藤悠夏さん）
「まずは額面を数えさせていただいて、中には額面以上のプレミアがつくものもあるかもしれません」

“テレホンカード”や“切手”どこを見て鑑定するのか？

ということで、鑑定スタート…

（取材スタッフ）
「どういったところに価値がつくんですか？」
（鑑定士 伊東悠夏さん）
「基本的には発行枚数が少ないものにはプレミアが付きます」

　テレホンカードや切手は基本的に額面で価値が決まると言いますが、発行枚数が少ないと価値が上がります。過去の「おたからや」でも、プレミアムが付いた高額の査定が何度も出ています。今回はどうなるでしょう…

（取材スタッフ）
「どういったものがありますか？」
（鑑定士 伊東悠夏さん）
「切手に関しましては『上越新幹線開通記念』ですとか『長野オリンピックの記念切手』があります。人物ですと『美空ひばりさん』や『石原裕次郎さん』のものがございますね」

　そしてもう一冊のアルバムには、「芥川龍之介さん」や「王さん長嶋さんのONコンビ」の切手が収められています。はたしていくらのお値段が付くのでしょうか？

女性の希望額の「20万円」に届くのか

（鑑定士 伊東悠夏さん）
「テレホンカードと切手を見させていただきました。こちら、両方の金額を合わせますと…」

依頼人の希望金額は、すべて合わせて20万円ですが、はたして届くのでしょうか…

（鑑定士 伊東悠夏さん）
「60万円になります」

女性も大興奮！なんと希望金額の3倍の60万円になりました。

（鑑定士 伊東悠夏さん）
「こちらのテレホンカードが、8万円になります。切手は52万円になります」

　実は、鑑定したものは発行枚数の多いプレミアが付かないものばかりでした。今回の切手やテレホンカードの額面は合計約70万円でした。通常売却して現金にかえる場合は、大幅に値段を下げてしまうこともありますが、持ち込まれたものは保存状態も良く切手シートが477枚、テレホンカード155枚のまとめ売りということもあって、60万円での買い取りになりました。

（40代 女性）
「すごい！捨てなくてよかった…」
（鑑定士 伊東悠夏さん）
「今回枚数がかなり多かったので単価を少し上げさせていただいて、評価をプラスアルファしています。

（取材スタッフ）
「買い取りのご感想は？」
（40代 女性）
「20万円行けばいいと思っていたので、もう良いです。最高です！」

（取材スタッフ）
「60万円になったことはご家族には報告しますか？」
（40代 女性）
「子どもには、8万円ぐらいと言います。主人には言えないですね、絶対言わないです。私のものなんで…」

皆さんもタンスの中を探してみてはいかがでしょうか。

　一攫千金も夢じゃない？お宝の買い取り現場密着。次回は、あの有名ブランド腕時計が登場！相場が“うなぎ上り”とのうわさもありますが、果たしてお値段は一体いくらになるのでしょうか！？

次回の配信は3月14日（月）の予定です。乞うご期待！


（情報ライブ ミヤネ屋　2022年3月3日放送）