10354「『くん』か『さん』か」

2026 . 4 . 2

10354

 

 

3月23日から行方が分からなくなっている京都府南丹市の園部小学校5年生(行方不明当時)、

「足達結希(ゆき)くん(11)」

一日も早く無事で見つかることを願っています。

その「彼」の名前に付いた「敬称」ですが、読売テレビでは、NNNの規定に基づいて、

「くん」

としています。NNNでは、「2015年5月」の段階で、

(男子・女子とも)

小学校入学前=「ちゃん」

(男子)          (女子)

小学校入学後=「くん」  「ちゃん」

11歳以上 =「くん」  「さん」

中学・高校 =「くん」 「さん」

      ※「さん」

と定めています。※相手がどう呼ばれるのが自然かによって「さん」もあり。

しかし、他局はすべて、

「さん」

のようです。

*「さん」=テレ朝(ABC)、カンテレ(フジテレビ)、NHK、TBS(МBS)、毎日新聞、産経新聞、京都新聞、下野新聞、東奥日報、信濃毎日新聞、南丹市。

*「くん」=読売テレビ(日本テレビ)

*「君」 =読売新聞

 

これは、そもそも「警察発表」が、

「さん」

だったからではないかと思います。

学校の現場では、小学校の低学年でも、男女とも「さん」と呼ばれ始めてから長いので、その影響もあるのかな?と。

そして、「警察の広報の現場の最前線」に「そういった教育で育った若い人」が出てきたのではないか?と想像しています。

ところが、「結希さん」の学校である「園部小学校」側の発表の文章では、

「結希くん」

になっていました。

何よりも、「結希さん・くん」が、一日も早く無事で見つかることを願います!

 

平成ことば事情5812「ちゃん・くん・さん」

平成ことば事情6196「ちゃん・くん・さん2」

もお読みください。

 

(2026、4、1)