「わび・さび」
というと、
「茶道」「俳句」
などを思い浮かべますが、そもそも「わび・さび」とは何か?これまでは、何となく「雰囲気で」分かった気になっていましたが、さっき急に、当たり前のことに思いつきました。
*「わび」=「わびしい」の語幹
*「さび」=「さびしい」の語幹
ではないですか!
いつものように「三省堂国語辞典」を引くと、
*「わび(侘び)」=町からと遠くはなれた景色のように、はなやかさはないが、静かで落ち着いたよさがあるようす。閑寂(かんじゃく)(例)「わび(と)さび(寂)の境地」(わび茶で重んじる要素。また、俳句で、松尾芭蕉の重んじた作風の一つ。)
【由来】「わ(侘・詫)びる」「わびしい」などと同語源で、「わび住(ず)まい」の「わび」と同じ意味。→軽み・撓(しお)り・細み。
そうか、「わびしい」の語幹ではなく、もともと「わび」があって、その形容詞系が「わびしい」なのか!そうだとすると「さび」と「さびしい」も同じだな!
それにしても「撓(しお)り」というのは知らないなあ、「海原さおり・しおり」しか。
*「しおり(撓り)」=(俳句)松尾芭蕉の重んじた作風の一つ。心の中のこまやかな余情が句にあらわれた姿→軽み(2)・侘び
そうでしたか。勉強不足でした。そして「さび」のほうを引くと、
*「さび」=(1)古びたり、年をとったりして、はなやさはないが、静かで落ち着いたよさがあるようす。枯淡(こたん)。(例)「わ(侘)びとさび」「さびの神髄」(俳句で重んじる要素。)
【由来】「さびしい」「錆(さび)と同語源。
(2)(声に)表面的なはなやかさがなくなって、低くしぶみを持った感じに聞こえること。(例)「さびのある声」「さびのきいた声」
2番目の意味のところの、
「さびのきいた声」
は、もしかしてお寿司屋さんで、
「わさび」
のことを、「わ」を省いた符丁で、
「さび」
とつながるのかな?「たまたま」のようですが。
大変勉強になりました。でも「わび・さび」と「わびしい・さびしい」の、
「語源が同じ」
というのに気づいて良かった!
しかも「わび」も「さび」も、語尾が「び」と共通。もしかしたら、この「び」は「み」かえら変化したものかも。「味」?そうなると、
「わび+さび=わさび」?
あるかもしれません(ないか)。


