4月1日の「ミヤネ屋」放送前にYデスクから質問を受けました。
「食料品の値上げのニュースなんですけど、この『食料品』を『食品』にしてもいいでしょうか?」
「うーんスペースがなければ、別にいいんじゃない」
「『食料品』と『食品』の違いは何でしょうか?『料』があるか・ないかですけど、『料』ってどんな意味なんでしょう?」
「調べてみようか」
と辞書を引くと、
「『食料品の料』は、『材料の料』」
でした。つまり、
「食材」
ですね。つまり、
「すぐに食べられる、料理されたもの」=「食品」
「食品を作るための材料」=「食料品」
しかし「食材」もそのまま食べられるものもあるから、それらをぜーんぶ引っくるめれば、
「食品」
でいいんじゃないかな?
いや、「食料品」でも、いけそうだな。
ただ「食材」は、本来は、
「料理を作るための材料の食品」
ですね。
これらの言葉を含む他の言葉を考えると、
・「食品コーナー」「食品倉庫」「食品販売」「食品売り場」
・「食糧(料)庫」「食料輸出(入)」
「食品販売」とは言っても、「食料販売」とは言わないな。
「食料」のほうが言葉が硬いな。
うーん、ちゃんと辞書を引くか、と「三省堂国語辞典・第八版」を引くと、
*「食品」 =食料品。(広くは飲み物もふくむ)(例)食品衛生・食品加工
*「食料品」=食料として売られる物。食品。肉・さかな・野菜・くだもの・かんづめなど。(例)生鮮食料品
*「食材」 =料理の材料としての食品。(例)精選した食材
なるほど、ほぼ思っていた通りでしたね。「広くは飲み物も含む」というのは重要なのかも。また「食料」と「食料品」は「品」が付くと、
「売られるもの」=「販売されるもの」=「商品」
という所が違うのかな。
でも「食品」を引いて、その意味に「食料品」としか書いてないと「トートロジー的」な感じになってるなあ。
「精選した生鮮食料品」
というような言葉・物もありますね!
ちなみに「食糧」と「食料」の違いはご存じですよね?
「食糧」=主食を中心とした食べ物
「食料」=たべもの全般を指す
という違いですね。
この話をスペインバルのマスターにしたら、
「さすが道浦さん!誰もそんなことは考えもしません」
そうだろうね、普通は気にしないわな。
「でも、ホテルの場合は『料飲部』ってありましたね」
「それは、『料理』と『飲み物』が別だけど、それを統括している部ってことだね」
「そうですね」
「まあ、シェフとソムリエは、別だものね」
「おっしゃる通り」
という会話がありました、昨夜。


