4月7日の「ミヤネ屋」で、京都・南丹市で行方不明になっている安達結希くん(11)の捜索の様子をお伝えしました。この日は安達君の支度近くの山の中を警察が、鑑識を含む60人態勢で捜索していました。その際の警察官が、頭に、手術の時の外科医師が被るような白いものを被っていたのを見て、元警察官の佐々木成三さんが、
「毛髪を落とさないようにしているのではないか」
と言ったのですが、その「毛髪」のアクセントが、「頭高アクセント」で、
「モ\ーハツ」
だったのです。普通は「平板アクセント」で、
「モ/ーハツ」
としか言いません。「頭高」は初めて聞きました。
これは「演説アクセント」の一種だと思います。つまり、
「よく演説をするような立場にあるエライ人は、インパクトが強くなり強調できるように、平板アクセントの単語を頭高アクセントで発音にする傾向がある」
ということです。
「政治家、医師、教師、警察関連、裁判官・検察官・弁護士などの司法関連、社長など偉い人」
は、
「教育・治療・判決・背景・国会・結論・通信・防犯」
といった、
「本来『平板アクセント』の単語を『頭高アクセント』で言う傾向」
があります。元警察官の佐々木さんも、コメンテーターとしてテレビに出る機会が多いのでそうなってきたのか、それとも。元々警察官は「頭高アクセント」で
「モ\ーハツ」
と言っていたかは、分からないのですが。
20005年から2008年にかけて「追記50」まで、このアクセントの傾向をチェックした、
「平成ことば事情2049 防犯・判決・支援のアクセント」
を見たら、
「治療・審判・防犯・市政・房総・夕張・深海・慎重に・訴訟・起票・解決・告知・雇用・社長・風化・結審・発車・通過・指導・奉仕・完了・発揮・弁論・調剤・知将・製品・背景・防災・採択・腎臓・潔白・承認・同時に・総括・メール・再犯」
などの言葉が「頭高アクセント」で話された事例を載せていました。
「司法」「警察」「医療」「政治」「教育」「交通」「その他」で分類してみたら、
【司法】審判・訴訟・結審・潔白・弁論・再犯
【警察】防犯
【医療】治療・告知・調剤・腎臓
【政治】市政・雇用・防災・採択
【教育】教育・教員
【交通】発車・通過
【その他】市政・房総・夕張・深海・慎重に・起票・解決・同時に・総括・メール・社長・風化・指導・奉仕・完了・発揮・知将・製品・背景・承認
という感じになりました。
「毛髪」は「その他」だけど、警察関係の人が言っていたので「警察」に区分かなあ。
そして4月8日の「ミヤネ屋」の中継では、報道の女性記者が、
「教員(キョ\ーイン)」
と、本来、
「平板アクセント」(キョ/ーイン)
の単語を「頭高アクセント」で話していました。これは「教育」に分類だなな。


