『考察する若者たち』(三宅香帆、PHP新書:2025、11、28第1刷・2025、12、26第3刷)

2026 . 3 . 27

2026_026

 

 

『本を読めなくなった人たち』(稲田豊史、「2026読書日記025」」を読んだのは、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだ影響でしたが、今度はその三宅さんの最新刊。立ち読みで十分かと思ったが、やっぱり読んでみることに。

「考察ドラマ」がここ数年ヒットしているとして、最初の方に出て来るいろんな作品、

「あなたの番です」「最愛」「シン・エヴァンゲリオン」「VIVAN」などは、「VUVAN」以外見てないので、よくわからなかった。同じく、小説「変な家」は読んだけど、まさかそんな「考察する作り」だとは思わなかったし、映画「君たちはどう生きるか」も見たけど同様である。映画「鬼滅の刃」や「ONE PIECE」のヒットも「考察によるもの」と言われても今一つピンと来ない。

時代は、「批評から考察」に変わっていると。それは「ゲーム(RPG=ロール・プレイング・ゲーム)の影響」で、若者は「正解があるもの」ばかり追い求めるという見立て。そうなのかな?わからない。「Z世代に近い」著者(1994年生まれ)だからこそわかるのか?うちの息子と、大して年が変わらないのだから。そして「プラットフォームがヒットを生み出す時代だ」とも。そうすると「テレビ」「新聞」等の「オールドメディア」は、もう「ヒットを生み出すプラットフォームではない」ということですね。

しかし、最後(あとがき)に「やりたいことや自分だけの感想を見つけるコツ」として書かれているのは、大変「ローテク」で「アナログ」な「本や雑誌を読む」だと。じゃあ、別に私たちは「普通」のことをすれば、それでいいんじゃないの?やはり「アウトプット」するためには「インプット」して考えることが大事だよ

 

 

(2026、3、18読了)