2月26日の日本テレビ「ヒルナンデス」で、食べ物の人気トップテンを当てるクイズのようななことをやっているのを、チラッと見ました。その際に出て来た中華料理のメニューが、
「チンジャオロースー」
でしたが、番組では語尾の「―」を伸ばさずに、
「チンジャオロース」
と表示していました。しかし、
「ロースとんかつ」の「ロース」ではない
ので、ここは、
「ロースー」
と伸ばしてほしいなと思いましたが、放送や新聞ではどちらの表記が正しいのでしょうかね?沖縄では、
「ゴーヤー」
と語尾を伸ばすのに、本州では大抵、
「ゴーヤ」
と短くなっているのと同じ現象なのでしょうか?
国語辞典を引くと、
*「チンジャオロース」 =2(明鏡国語辞典、広辞苑)
*「チンジャオロース(ー)」=2(新選国語辞典、三省堂国語辞典)
*「チンジャオロースー」 =1(NHK日本語発音アクセント新辞典
*「チンジャオロウスー」 =1(大辞林)
*「見出し語」なし =5(精選版日本国語大辞典、岩波国語辞典、新明解国語辞典、三省堂現代新国語辞典、現代国語例解辞典)
という結果でした。
「三省堂国語辞典」は「2001年」発行の「第五版」には載っていませんでしたが、飯間浩明さんが編集委員に加わった「2008年」発行の「第六版」から、
「チンジャオロース(ー)」
の形で「見出し語」として載っていました。
新聞社などの用語集では、「新聞用語集2022年版」「共同通信記者ハンドブック14版」「読売スタイルブック2024」「朝日新聞の用語の手引き・改訂新版」「改訂新版・毎日新聞用語集」「NHK言葉のハンドブック第2版」にも、載っていませんでした。
うーん、どうしようか?
街中の中華料理店のメニューには、漢字で、
「青椒肉絲」
と書かれていることが多いですが、
「椒」と「絲」
が常用漢字ではないから、テレビや新聞はそのままでは、なかなか出せないんですよねえ、ルビを振るしか、もしくは「カタカナ」表記。だからちょっと、困るのです。もっとも、どちらにしても、ほとんどの人は気付かないのでしょうけど・・・。


