雨が少ない影響で、兵庫県・淡路島の9つのダムの「平均貯水率」が「39%」になったというニュースを2月17日の「ミヤネ屋」でお伝えしました。
その際に、
「水が貯まる」
というテロップの発注がありました。
「貯まる」の「貯」は、
「貯金」「貯蓄」
の「貯」で「常用漢字」ですが、「チョ」という「音読み」は「常用漢字表」に載っていますが、実は「ためる」の「た」という「訓読み」は「常用漢字表」に載っていません。「表外訓」と呼ばれているものです。だからここは、
「水がたまる」
と「平仮名」に直しました。
ここで一つ疑問が。
「水がたまる」というのは「自動詞」ですよね。
「勝手にたまる」
んだから。「水たまり」みたいなものです。その場合に漢字で書くと、
「水が溜まる」
なのではないか?と思ったのです。
ところが「溜」は「常用漢字ではない」のです「表外字」と呼ばれるものです。
でも、そういったことは一旦無視して、
「『溜まる』か?『貯まる』か?」
を考えてしまいました。そうすると、
*「溜まる」(自動詞)=勝手に(自然に)たまる。
*「貯まる」(他動詞)=ためようと思って、ためた結果として、たまる。
のですよね。
「ため池」=「溜め池」(東京メトロ銀座線に「溜池山王駅」がある)
なのに、なぜ、
「貯水池」
には「貯」の漢字が使われるのか?
うーん、難しい!
でも「貯める」という訓読みは「表外訓」で使えないし、「溜める」の「溜」は「表外字」で使えないので、どちらにせよ、
「ためる」
と「平仮名」で書くことになるのです。
そういった判断(区別)が難しいから、「平仮名で書く」ことになったのかもしれませんね。「みんな悩んで大きくなった!」と。
(2026、2、17)


