10268「『1年』と『一年』(洋数字と漢数字)」

2026 . 1 . 29

10268


 

「ミヤネ屋」でテロップチェックをしている時の

「洋数字と漢数字の区別」

についてですが、基本的には、

「(連続して)数えられるものは『洋数字』」

「特別な意味を持つものは『漢数字』」

としています。きょう(1月28日)の放送前のチェックで言うと、

×「1年の記録」→○「一年の記録」

×「1服吸って」→○「一服吸って」

×「1人当たり2万円」→○「一人当たり2万円」

×「1世帯当たり3万円」→○「一世帯当たり3万円」

というように直しました。

×「1年の記録」→○「一年の記録」

というのは、埼玉・八潮市で起きた水道管の破損で道路が陥没した事故から、きょうでちょうど「1年」。その「一年間」という意味なので、

「一年」

と「漢数字」にしました。つまり、

「特定の期間」      =「一年」

「事故発生からの経過年数」=「1年」

と考えています。

×「1服吸って」→○「一服吸って」

というのは、いわゆる「ゾンビたばこ」を吸っていたとして、プロ野球の現役選手が逮捕された事件ですが、この「1服吸って」は「2服吸って」「3服吸って」というように数字が増える表現ではなく、

「『たばこを吸う』という行為を表している」

と考えたので「漢数字」にしました。

×「1人当たり2万円」→○「一人当たり2万円」

×「1世帯当たり3万円」→○「一世帯当たり3万円」

というのは「一人当たり」「一世帯当たり」は共に、

「基準を表している」

ので「漢数字」にしました。これが例えば、

「3世帯合計で○万円」

というように数える場合なら「洋数字」にします。

結構こういった区別は難しいのと、表記が「縦書き」と「横書き」で、「洋数字」と「漢数字」の「見やすさ」ということもあるのですが、そういった要素を入れてしまうと、

「原則が崩れてしまう」

ので、できるだけそういった要素は入れないようにしています。

 

(2026、1、28)