お正月明けの「ミヤネ屋」で、東京・神田明神からの中継がありました。その準備をしている時に、
「道浦さん、これは何と読めばいいんでしょうか?」
と聞いて来られたのが、
「神馬」
の読み方です。普通は、
「シンメ」
でしょうねえ。「駿馬」は「シュンメ」と読みますし。でも、そのまま読むと、
「シンバ」
ですね。「競馬」「牝馬」「種牡馬」などの「馬」は「バ」ですから、そういう読み方もあるのかなあと思いながら、一応「シンメ」で「精選版日本国語大辞典」を引くと、なんとそこで「見出し語」になっていたのは、
「ジンメ」
と、最初が「ジ」と濁る言葉でした。語釈には、
*「じんめ(神馬)」=(「め」は「馬」の呉音。現代「しんめ」とも)
とありました。昔は「ジンメ」で、今は「シンメ」と読むようになったということか。
語釈は、
- 神の乗用に供する馬の意で、神社に奉納した馬。神に参詣や祈請のときなどに献上した馬。祈雨には黒毛、祈晴では赤毛など、目的によって毛色が異なった。また、のちには絵馬の風習に変わっていった。神駒(かみこま)。
(2)→しんば(神馬)
とありました。その(2)の「しんば」も見てみましょう。
*「しんば(神馬)」=(1)ふしぎな馬。瑞相(ずいそう)の馬。神の使いの馬。
(2)→じんめ(神馬)
となっていました。
うーん、どっちかなあ?
こうなるとどれが正解なのかは、その「当該の神社」ではどう呼んで(読んで)いるかにかかってくるので、
「直接、神田明神に聞いてみて」
と答えました。これが一番確実ですよね。放送本番では、
「シンメ」
と言っていました。
(2026、1、14)


