11月17日の日本テレビ「月曜から夜ふかし」を見ていたら、
「ボンタン穿いて、ローファーマン」
という言葉が出てきました。この、
「ボンタン」
というのは、
「不良が学生が穿くズボン」
のことですよね。それをなぜ「ボンタン」と言うのでしょうか?
「学生服」のことを、
「学ラン」
と呼ぶのも「不良語」っぽいですよね。関係あるのかな。何となく、
「オランダ語」
と関係がありそうな。検索したらすでに書いていました、去年(2024年)の4月に。
令和ことば事情9372「卒ラン・学ラン」
です。(これもきっかけは「月曜から夜ふかし」だった!)やはり「オランダ語由来」だったようです。それはかすかに、覚えていたのか。
「ランドセル」
も「オランダ語」からですよね。これも書いてありました。でも、「ボンタン」は書いていなかったです。
「ボンタン」は「三省堂国語辞典」にも載っていませんでした。
どうしようかな…そうだ、アレがある!米川明彦先生の「日本俗語大辞典」(東京堂出版:2003年)!引いたところ、載っていました!!
*「ぼんたん」(ぼんたんズボン」の略)不良のことば・不良生徒が穿く股のあたりが太く、先が細い学生ズボン。◆『プレイボーイ』(1975年6月10日号)「ボンタンIVY風の男のスラックス。◆『BE-BOP-HIGH SCHOOL①』(1984年)<きうちかずひろ>「ボンタンは仕立てにかぎっけど夏は暑くてかなわんぜ」◆『はいすくーる落書』9(1986年)<多賀たかこ>「長ロングスカートの特別注文や、ドカン、ボンタン」◆『東京困惑日記』理由なく反抗(1991年)<原田宗典>「ぼくの通っていた工高では“ボンタン”と呼ばれる異形のズボンが不良御用達であった」◆『アウトロー伝説』(1999年)<ワニの穴>「ここに行けばいろいろな学ランが並んでいた。『ヨウラン』『長ラン』、そしてズボンの『ボンタン』」
と用例も豊富に出ていて、1970年代中頃から2000年ごろまでは、少なくとも使われていたことが分かります…っていうか、きのうも「月曜から夜ふかし」で出てきたんだから、「2025年現在も使われている」
つまり、
「少なくとも『50年』は使われている言葉」
だということですよね。じゃあ、そろそろ国語辞典に載ってもいいのでは?
でも語源については分からなかったなあ。
「大辞林」も念のため引いてみましたが「ズボン」の「ぼんたん」は載っていませんでした。フルーツ(柑橘類)の、
「文旦(ぶんたん)の別名の『ぶんたん』」
は載っていましたが、「ズボン」とは関係ないですよねえ。


