11月18日に大火事があった大分市の、
「佐賀関(さがのせき)」
火事から、きょう(12月2日)で2週間が経ちました。
ところで、この地名のアクセントは、
「サ/ガノ\セキ」
という、
「中高アクセント」
だけだと思っていましたが先日、後輩の女性アナウンサーが、
「地元の人は『平板アクセント』で『サ/ガノセキ』って言っているみたいなんですけど、どうしましょう?」
と聞いてきました。
「地元の人にとってよく使う地名は『平板化する傾向』はあるんだよ。たとえば、
『名古屋・高知・長野・富山・姫路』
なんかも、標準語アクセントだと『頭高』で、
『ナ\ゴヤ・コ\ーチ・ナ\ガノ・ト\ヤマ・ヒ\メジ』
だけど、地元では全部『平板』で、
『ナ/ゴヤ・コ/ーチ・ナ/ガノ・ト/ヤマ・ヒ/メジ』
だしね。だからと言って、ニュースで『地元のアクセントに全て合わせる必要』もないんじゃないかな」
と答えました。
その後、注意して聞いていると、NHKの午前10時の男性アナウンサーが「平板アクセント」で、
「サ/ガノセキ」
と読んでいるのを確認しましたが、それ以外の局のニュースでは「中高アクセント」で、
「サ/ガノ\セキ」
でした。うーん、どっちかなあ…と思った時に考え付いたのは、
「~の○○」
という形のアクセントについてです。そう、
「大相撲の力士の四股名」
です。例えば、
「栃乃洋(ト/チノ\ナダ)」「北の湖(キ/タノ\ウミ)」「貴乃花(タ/カノ\ハナ)」「安芸ノ海(ア/キノ\ウミ)」「舞の海(マ/イノ\ウミ)」
いずれも、「平板アクセント」にならずに、
「『ノ』の後で下がる『中高アクセント』」
ですよね。しかも「関(セ\キ)」は、もともと「頭高アクセント」なので、やっぱり地元以外では「平板」にはならずに、起伏型の、
「『ノ』の後に下がる『中高アクセント』」
でいいんじゃないのかなと思いました。


