「なるほど」
の意味で、
「なるへそ」
って言ったり聞いたりしたことはありませんか?
なぜ、あれは、
「へそ」
なのか?考えてみました。
・・・あ、そうかわかった!(この間、20秒)
「なるほど」の「ほど」に似た発音の、
「ほぞ」
に置き換えて(そう聞こえたから?)、
「なるほぞ」
となって、「ほぞ」は「ほぞをかむ」と言うように、
「ほぞ」=「臍」=「へそ」
だから、この「ほぞ」を「へそ」に置き換えて、
「なるへそ」
になったのではないか?と考え付いたのです。
たぶん、どこかの辞書に載っていそうですね。
そう思って「三省堂国語辞典」を引きましたが、見出し語に「なるへそ」はなく(「俗語」だからな)、「なるほど」の語釈の中に「なるへそ」も出ていました。
そうか「俗語」なんだから「俗語辞典」には載っているなと思って、令和ことば事情10189「ボンタン」を書いたときに久々に引いた、米川明彦先生の「日本俗語大辞典」(東京堂出版:2003年)を紐解くと、載っていました!
*「なるへそ」(感)=納得・同意の気持ちを表す「なるほど」のふざけた言い換え。「ほど」は「へそ」のことなのでこう言う。
やっぱりね!
ただ、「精選版日本国語大辞典」を引いてみても、
「ほど」=「へそ」
とは書いていませんでしたので、
「『ほど』は、『ほぞ』の訛った形」
と解釈するのが妥当ではないかと思いました。
「なるへそ!」
(2025、12、4)


