ことし(2025年)春の会社の「コンプライアンスに関する勉強会」で、外部の講師の人から教えられた新しい言葉に、
「マイクロアグレッション」
というのがありました。意味は、
「無意識の偏見や思い込みが言葉や態度に表れ、意図せず誰かを傷付けてしまうこと」
を指すそうです。それは、気を付けないといけないな…といっても、
「無意識」
なので、「自分で気付く」のは、かなり難しいですね…。
それにしても、何でもかんでも「横文字」というか「カタカナ」にするのはいかがなものかと思うけど、「新しい概念」だと、それも仕方がないのでしょうか?
でも明治時代は、そういった新しい概念の外来語に、
「スピーチ」→「演説」
「フィロソフィー」→「哲学」
「ゲオメトリー」→「幾何学」
「ケミストリー」→「化学
のように、「漢字で新しい名前を付けた」のですよね。それで言うと「マイクロアグレッション」はどう漢字にするかな?
「微小攻撃」
かな?
さて、これをメモしておいて、また「半年」たちました。11月17日の「日経新聞・夕刊」の「あすへの話題」で、住友林業会長の市川晃氏が、
「アンコンシャスバイアス」
というタイトルでコラムを書いていました。これは、
「無意識の偏見」「無意識の思い込み」
のことで、例えばステレオタイプな社会的な固定観念の、
「男は強く、女はか弱い」
「日本人は勤勉」
といった類いのものだそうです。
こういった固定観念は、「人種・国籍・職業・ジェンダー」など実に多くのことが対象となっていますが、
「話を単純化し、同調を求める際」
には、便利に利用されているとも。
つまり「アンコンシャスバイアス」によって「マイクロアグレッション」が行われる恐れが大きいということですね。
市川氏は「アンコンシャスバイアス」を避けるためには、
「社会の動きに興味を持ち、ファクトベースで物事を考えること」
「知識や情報を常にアップデートすること」
「議論を重ねること」
を挙げており、何より「議論」「論争」は、
「勝ち負けではなく、課題解決のためのプロセスに過ぎない」
と記していました。


