知り合いの作家・中川右介さんがフェイスブックで、
「小学校の時に鼓笛隊で『クワイ河マーチ』を演奏させられた。当時の学校教員は日教組が多くて『左』が多かったはずなのに、なんで『クワイ河マーチ』をやったんだろう?」
と書いていました。その内容よりも、私は、
「中川さんも鼓笛隊だったのか!」
とそちらに興味がいきました。私も鼓笛隊の一員だったからです。「大太鼓」担当だったけど。でも私が覚えているのは「クワイ河マーチ」ではなく、
「ボギー大佐」
というタイトルでした。そう書き込んだら、中川さんから、
「同じです」
と返事が。え?「ボギー大佐」は「クワイ河マーチ」だったのか!
「たいさ、ない」
と。確かにおんなじだわ。
なぜ今まで半世紀も気付かなかったのだろう。テンポと調が違うから?
今年は、リバイバル上映の映画「戦場にかける橋」も見たのに!
検索してみたら、なんか権利関係で、複雑な事情があったようですね。
そもそも「ボギー大佐」は、1914年にケネス・ジョセフ・アアルフレードが作曲した行進曲。
一方の「クワイ河マーチ」は、1957年に公開された映画「戦場にかける橋」のテーマ曲として、「ボギー大佐」を基にマルコム・アーノルドが編曲した行進曲とのことです。
最初のメロディーの、
「タタ、、、タタタ、タンタンター」
のところを、私が通っていた小学校(大阪・堺市)では、
「♪サル、エテ公、チンパンジー」
と歌詞を付けて歌っていましたが、どうやら関東では「エテ公」とは言わずに「ゴリラ」で、
「♪サル、ゴリラ、チンパンジー」
と歌っていたそうです。
「エテ公」
って、そういえば最近、聞かないもんなあ、関西でも。
ちなみに「ミヤネ屋」の若い男性スタッフ2人(ともに大阪出身の26歳)に聞いてみたら、「ボギー大佐」も「戦場にかける橋」も「クワイ河マーチ」も知らなかったけど、メロディーを歌って聞かせたら2人とも、
「あー、知ってます」
と。そして、
「これに何か歌詞が付いてなかった?」
と聞いたら、
「♪サル、ゴリラ、チンパンジー」
と歌ったではないですか!しかもそのうちの一人は、
「エテ公」
についても、
「聞いたことはあります」
と。まだ滅びてはいなかったんだなあ。


