10182「ボギー大佐はクワイ河マーチ!」

2025 . 11 . 26

10182

 

知り合いの作家・中川右介さんがフェイスブックで、

「小学校の時に鼓笛隊で『クワイ河マーチ』を演奏させられた。当時の学校教員は日教組が多くて『左』が多かったはずなのに、なんで『クワイ河マーチ』をやったんだろう?」

と書いていました。その内容よりも、私は、

「中川さんも鼓笛隊だったのか!」

とそちらに興味がいきました。私も鼓笛隊の一員だったからです。「大太鼓」担当だったけど。でも私が覚えているのは「クワイ河マーチ」ではなく、

「ボギー大佐」

というタイトルでした。そう書き込んだら、中川さんから、

「同じです」

と返事が。え?「ボギー大佐」は「クワイ河マーチ」だったのか!

「たいさ、ない」

と。確かにおんなじだわ。

なぜ今まで半世紀も気付かなかったのだろう。テンポと調が違うから?

今年は、リバイバル上映の映画「戦場にかける橋」も見たのに!

検索してみたら、なんか権利関係で、複雑な事情があったようですね。

そもそも「ボギー大佐」は、1914年にケネス・ジョセフ・アアルフレードが作曲した行進曲。

一方の「クワイ河マーチ」は、1957年に公開された映画「戦場にかける橋」のテーマ曲として、「ボギー大佐」を基にマルコム・アーノルドが編曲した行進曲とのことです。

最初のメロディーの、

「タタ、、、タタタ、タンタンター」

のところを、私が通っていた小学校(大阪・堺市)では、

「♪サル、エテ公、チンパンジー」

と歌詞を付けて歌っていましたが、どうやら関東では「エテ公」とは言わずに「ゴリラ」で、

「♪サル、ゴリラ、チンパンジー」

と歌っていたそうです。

「エテ公」

って、そういえば最近、聞かないもんなあ、関西でも。

ちなみに「ミヤネ屋」の若い男性スタッフ2人(ともに大阪出身の26歳)に聞いてみたら、「ボギー大佐」も「戦場にかける橋」も「クワイ河マーチ」も知らなかったけど、メロディーを歌って聞かせたら2人とも、

「あー、知ってます」

と。そして、

「これに何か歌詞が付いてなかった?」

と聞いたら、

「♪サル、ゴリラ、チンパンジー」

と歌ったではないですか!しかもそのうちの一人は、

「エテ公」

についても、

「聞いたことはあります」

と。まだ滅びてはいなかったんだなあ。

 

(2025、11、26)