「美人局」
と書いて、
「つつもたせ」
と読むことを知ったのは、恐らく小学生の頃、「落語」の本に出てきたからだったと思います。何のネタだったかは忘れましたし、意味も良く分かっていませんでしたが。
一方、
「美人局アナ」
と書いてあったら、
「つつもたせアナ」
とは読まずに、
「びじん きょくアナ」
と読まないといけません。
最近は「美人」とかは付けませんけどね。昔は、よく新聞の「テレビ欄」に登場していた“文句”ではありました。同じ番組の欄で、女性アナウンサーを、
「美人アナ」「人気アナ」
と分けていたこともあって「ひどいよなあ」と思ったことがありました。たぶん20年以上前の話ですが。
そもそも、「美人局(つつもたせ)」なんて「下世話」で、表舞台(つまりテレビのニュース情報番組)には出て来そうもないし、実際にこれまでは出て来なかった言葉だと思うのですが、ここ数年、
「犯罪のニュース」
で、よくテレビに出てきます。先日「新聞の見出し」にも、堂々と使われていました。
なんでだろう?ということをスタッフに言ったら、
「SNSの影響じゃないですか」
という答えが。
「なんで?」
と聞いたら、
「SNSでつながっただけで、会ったこともない人と会うような機会が、昔よりも増えたので、それを悪用してお金を脅し取ろうとする人たちの『犯罪の手段』が『美人局』なんじゃないでしょうか?」
と言うのです。なるほど、それは思いつかなかったけど、確かにそうですね!
技術(ツール=SNS)は進歩したけれど、手法(=美人)は、
「昔ながらの『男のだまし方』」
なのですね。「人間」ってやつは・・・。
そういえば、「逆」の表現は聞かないな。
「『イケメン』をエサに女性を“釣る”犯罪」
はないのかな?あっても、数が多くないから、名前が付いていないのかな?


