10120「美人局とSNS」

2025 . 10 . 17

10120

 

 

「美人局」

と書いて、

「つつもたせ」

と読むことを知ったのは、恐らく小学生の頃、「落語」の本に出てきたからだったと思います。何のネタだったかは忘れましたし、意味も良く分かっていませんでしたが。

一方、

「美人局アナ」

と書いてあったら、

「つつもたせアナ」

とは読まずに、

「びじん きょくアナ」

と読まないといけません。

最近は「美人」とかは付けませんけどね。昔は、よく新聞の「テレビ欄」に登場していた“文句”ではありました。同じ番組の欄で、女性アナウンサーを、

「美人アナ」「人気アナ」

と分けていたこともあって「ひどいよなあ」と思ったことがありました。たぶん20年以上前の話ですが。

そもそも、「美人局(つつもたせ)」なんて「下世話」で、表舞台(つまりテレビのニュース情報番組)には出て来そうもないし、実際にこれまでは出て来なかった言葉だと思うのですが、ここ数年、

「犯罪のニュース」

で、よくテレビに出てきます。先日「新聞の見出し」にも、堂々と使われていました。

なんでだろう?ということをスタッフに言ったら、

「SNSの影響じゃないですか」

という答えが。

「なんで?」

と聞いたら、

「SNSでつながっただけで、会ったこともない人と会うような機会が、昔よりも増えたので、それを悪用してお金を脅し取ろうとする人たちの『犯罪の手段』が『美人局』なんじゃないでしょうか?」

と言うのです。なるほど、それは思いつかなかったけど、確かにそうですね!

技術(ツール=SNS)は進歩したけれど、手法(=美人)は、

「昔ながらの『男のだまし方』」

なのですね。「人間」ってやつは・・・。

そういえば、「逆」の表現は聞かないな。

「『イケメン』をエサに女性を“釣る”犯罪」

はないのかな?あっても、数が多くないから、名前が付いていないのかな?

 

(2025、10、17)