10092「189万人のアクセント」

2025 . 9 . 25

10092

 

 

9月25日の日本テレビ「DayDay」で、女性アナウンサーが、

「189万人」

という数字を、

「ヒ/ャクハチ\ジュー・キ/ューマンニン」

と読んだのが気になりました。これだと、

「180+9万人」

と切っているような感じになるのです。

でも、数字の読み方の基本で言えば、これは、

「ヒ/ャク・ハ/チジューキューマンニン」

というように、

「100+89万人」

と区切って読むべきだと思いました。

最近、数字の読み方(アクセント)がかなり「乱れている」ように思いますが、これは「乱れ」ではなく「変化」

と捉えるべきなのでしょうか?

「乱れ」と「変化」の違いは、どう見極めればいいのでしょうか?

「言葉は、時代と共に変化するもの」

なのは分かっていますが、「変化する」のを、手をこまぬいて「見守るだけ」では、

「コミュニケーションツールとしての言葉の価値が下がってしまう」。

つまり、日本人同士(日本語話者同士)でも、「言葉=日本語」が通じなくなってしまうのではないか?と危惧しているのです。

 

(2025、9、25)