8月中旬から9月中旬までの1か月は、私にしては珍しく「5回」も東京に行きました。仕事は1回だけで、あと4回はプライベート。おもに合唱のコンサートとその練習に参加するためでした。コンサート本番前日は宿泊しましたが、それ以外は「日帰り」で、全部「新幹線利用」でした。終電よりは少し早く帰ることができて、「午前様」は回避できましたが。
そのうちの1回、午後10時半ぐらいに京都駅で降りて階段を下りていたら(4号車あたりだとすぐに階段があって、しかもそこから近鉄線への乗り換えもとてもスムーズで、便利でした)、若い男性二人組が、話している言葉が耳に入って来ました。
「このあとは『とりまるぐち』を出たら、いいんだよね」
「とりまるぐち」?
・・・・あ、そうか、
「烏丸口」
のことを、そう思い込んでいるのだな!もちろん正しくは、
「からすまぐち」
ですね。「烏丸(からすま)」を知らずに間違って、
「からすまる」
と読んじゃう人は、時々いるけど、「烏(からす)」を
「とり」
と読む人は、少ないのではないでしょうか?(「小学生」は別として。)
「烏」と「鳥」
まあ、似てるけど、「烏」は「鳥」より、
「横棒が1本少ない」
のです。もちろんこの人は「京都の人」でも「関西の人」でもないと思いますが、無事に目的地にたどり着けるのかどうか、ちょっと心配になりました。
(2025、9、25)


