8月16日、NHKのお昼のニュースを読んでいた男性アナウンサーが、ロシアの、
「ラブロフ外相」
の「外相」の「ガ」を、
「鼻濁音」
で読んでいて「変な感じ」がしました。
また、9月9日にNHK19時のニュースで伝えたサッカーの親善試合で、日本代表がアメリカに「0-2」で敗れたというたニュースを読んでいた女性アナウンサーが、
「ノーゴール」
の「ゴ」を、やはり、
「鼻濁音」
で読んでいて気になりました。そこで、
「そういう傾向があるのか?」
ということを、9月12日に行われた「用語懇談会放送分科会」の休憩時間に、日本テレビと毎日放送のベテラン女性アナウンサーに聞いたところ、
「たしかに、耳にしたことがある」
とのことでした。二人によると、
「これまで鼻濁音を使ってこなかった若いアナウンサーが、鼻濁音を気にするあまり、何でもかんでも鼻濁音にしているのではないか?」
ということでした。しかし、私が耳にしたのは、結構、
「若手ではない、バリバリ中堅アナウンサー」
だったのですけどね…。
そうこうしていたら、きょう(9月25日)「ミヤネ屋」で、大阪・関西万博の会場から中継をした若い男性ディレクターが、
「西ゲート」
の「ゲ」を、
「鼻濁音」
で話していました。なんでなんだろうなあ?
(2025、9、25)


