8月1日は、「八朔」。
この日は、京都の芸妓さん・舞妓さんが、日頃お世話になっている、
「お茶屋さん」
を回り挨拶を行うという、関西ならではのニュースが流れていました。
そもそも「茶屋」には「3つの意味・種類」があります。
(1)お茶の葉っぱを打っている店。
(2)茶(ちゃみせ)店。喫茶店のような店。(例)峠の茶屋
(3)客に遊興・飲食をさせる家。料亭。(例)京都・祇園のお茶屋さん
この「お茶屋さん」は、(3)ですね。そして読むときのアクセントは、「NHK日本語発音アクセント新辞典」によると、
「オ/チャ\ヤ」(中高)「オ/チャヤ」(平板)
の順で載っています。
一方(1)(2)の方は、
「オ/チャヤ」(平板)
しか載っていません。ということで、今回、
「アクセントはどちらでしょうか?」
と放送前に若手アナウンサーに聞かれた際は、
「オ/チャ\ヤサン」(中高)
数日後の8月5日の「ミヤネ屋」では、今度は東京の街中の、
「お茶を売っているお店」
について中継で話す場合の「お茶屋さん」のアクセントに付いて聞かれたので、この場合は、
「オ/チャヤサン」(平板アクセント)
だと答えました。
(2025、8、8)


